smbtar -s server [-p password] [-x service] [-X] [-d directory] [-u user] [-t tape] [-b blocksize] [-N filename] [-i] [-r] [-l log level] [-v] filenames
このプログラムは Samba スイートの拡張である。
smbtar は smbclient をハンドルする とても小さいシェル・スクリプトであり、 SMB の共有ディレクトリを直接テープへダンプする。
backup
。
tar.out
という名前のファイル。
TAPE 変数は書き込み先となる既定のテープ・デバイスを指定する。 -t オプションで無効にできる。
smbtar スクリプトは普通の tar とは異なるオプションを受け取る。 また tar は smbclient から起動される。
セキュリティにいっそうの注意を払っているサイトでは、 スクリプトが PC のパスワードを扱うやり方を好まないだろう。 バックアップと復元は共有全体に対しても、ファイルの一覧に対しても動作する。 smbtar は GNU tar との親和性が高いが、 ほかのバージョンの tar ではうまく動作しないかもしれない。
このマニュアルは Samba スイートのバージョン 2.0 向けに校正されている。
smbclient コマンドの DIAGNOSTICS セクションを参照のこと。
オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、 Andrew Tridgell samba@samba.org によって作られた。 Samba は現在 Linux カーネルが開発されているような方法での オープンソースプロジェクトである Samba Team によって開発されている。
Ricky Poulten poultenr@logica.co.uk が tar の機能拡張を行い、 このマニュアルページを執筆した。 smbtar スクリプトは、Martin Kraemer Martin.Kraemer@mch.sni.de によって、ほとんど一から書き直され、非常に改良された。機能拡張、改良、バグフィックスに協力してくれた方々に感謝する。 マニュアルページは YODL 形式(別の、優秀なオープンソースソフトウェアで、 ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ にある)で変換され、 Jeremy Allison samba@samba.org によって Samba 2.0 リリースのために更新された。
バグレポートの提出方法の詳細と、協力してほしい項目のすべてのリストを 得る方法は、samba (7) を参照のこと。
日本語訳