[ Samba ]
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!== CVS_ACCESS.txt for Samba release 2.0.7 26 Apr 2000
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Contributor:    Modified from the Web pages by Jeremy Allison.
Date:           23 Dec 1997
Status:         Current
Trans:          NAKANO Takeo  24 Dec 1999

Samba のソースコードに cvs でアクセスする方法
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samba.org への CVS アクセス
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samba.org のマシンでは、一般からアクセス可能な CVS リポジトリ
が動作しており、 samba や rsync, jitterbug などのパッケージ
のソースコードにアクセスできます。この文書では、これらのソース
コードに anonymous (匿名) で読み取り専用のアクセスできるように
する方法について記述します。

cvsweb 経由のアクセス
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お好みの WWW ブラウザを用いてソースコードへのアクセスが可能です。
リポジトリに入っているそれぞれのファイルにアクセスでき、また各
ファイルのリビジョン履歴や commit ログも参照できます。リポジトリ
の任意の2つのバージョン間の diff をとってみることもできます。

以下の URL を用いてください: http://samba.org/cgi-bin/cvsweb

cvs 経由のアクセス
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ソースコードには普通の cvs クライアントを使ってもアクセスできます。
この方法は、リポジトリに対してより様々なコントロールが行えます。
通常の cvs コマンドを用いることによって、ソースツリー全体を
チェックアウトしたり、それを最新にキープしたりすることができます。
ちょっと眺めてみたい、というのではなく、実際に開発してみたい人に
とっては、こちらの方法のほうが向いているでしょう。

最新の cvs のソースコードをダウンロードするには、以下の
URL をブラウザで開けてください:

http://www.cyclic.com/

そして 'How to get cvs' のリンクをクリックしてください。
CVS は (Samba と同じく) GNU GPL の下に置かれたフリーな
ソフトウェアです

anonymous cvs へアクセスできるようになるには、以下のステップを
踏んでください。以下の例では、 samba ソースコードのコピーが
ほしい人向けです。このシステムにある他のソースコードリポジトリ
に対しては、パッケージの名前を置き換えるだけで OK です。

1. cvs の最近のバージョンをインストールしてください。必要なのは
  cvs クライアントのバイナリだけです。

2. 次のコマンドを実行します。

  cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot login

パスワードを聞かれたら 'cvs' とタイプしてください (引用符は
除きます)。

3. 次のコマンドを実行します。

  cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot co samba

こうすると samba という名前のディレクトリができ、その中に
最新の samba のソースコードが入ります。これは現時点では
1.9.18alpha の開発ツリーです (訳注: あくまでオリジナルの
執筆時点、です (^^;)。

4. 最新のコードの変更をマージしたくなったら、以下のコマンドを
 samba ディレクトリで実行します。

  cvs update -d -P

メモ: 最新のコードではなく、例えば 1.9.17 の安定ツリーのソース
コードがほしい場合は、 step 4 のコマンドの代わりに以下を実行
します。

  cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot co -r BRANCH_1_9_17 samba

NT DOMAIN コントローラのコードにアクセスする
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Samba PDC コードは、現在 BRANCH_NTDOM という名前のブランチで
別途に開発されています (訳注: これも現在は違うかも?)。
最新のソースコード (毎日変わっています) にアクセスする
には、以下を実行します。

1). cvs にログオンします。

  cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot login          
  
パスワードを聞かれたら 'cvs' とタイプしてください (引用符は
除きます)。

2). 以下のコマンドで BRANCH_NTDOM をチェックアウトします:

  cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot co -r BRANCH_NTDOM samba

これによって samba というディレクトリができ、その中には
ドメインコントローラのコードの最新のスナップショットが
入ります。

3). cvs リポジトリに何らかの変更がされた後、この手元に
引いたコードを最新にするには、生成された samba ディレ
クトリに cd して以下を実行します:

  cvs update -d -P

システムの仕組み
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anonymous cvs アクセスの設定に興味を持ち、自分のシステムでも
そのような設定を行いたいと思った人は、 pserver のソースコードを
以下のコマンドでチェックアウトしてください:

 cvs -d :pserver:cvs@samba.org:/cvsroot co pserver

なにをやっているか確実に理解してから実際に実行してください。
samba に cvs の基本的な質問や unix のセキュリティに関する
質問は、どうか送らないようにしてください。

問題があったら
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このシステムに関して何か問題があったら、 samba@samba.org
まで電子メールを送ってください。