make_unicodemap codepage inputfile outputfile
このプログラムはSambaシステムの一部である。
make_unicodemapは、テキストのunicode変換ルール表ファイルをバイナリのunicode変換ルール表のファイルに変換する。 これは、Samba 2.0の国際化の機能で用いられる。
テキストのunicode変換ルール表ファイルは、特定のDOSコードページ、すなわちUNIXキャラクタセットから、どのように16bit unicodeに文字を変換(map)するか 記述したファイルである。
バイナリのunicode変換ルール表ファイルは、上記の情報をバイナリ形式にしたものであり、DOSコードページ、すなわちUNIXキャラクタセットを特定する情報が含まれている。
CP<codepage>.TXT
これらのファイルは、Sambaのsource/codepageディレクトリにある(テキストの)unicode変換ルール表ファイルである。
テキストのunicode変換ルール表ファイルの各行は、2つのフィールドから構成されている。 各フィールドは以下の通り:
unicode_map.<codepage>作成される出力(バイナリ)のunicodeマップファイルであり、lib/codepagesディレクトリに置かれる。
各々のシステム管理の問題なので、以下のことは一般的な提案として受け止めて欲しい。
make_unicodemapコマンドは/usr/local/samba階層にインストールすることを推奨する。 このディレクトリはすべてのユーザに読み込み可能でrootのみ書き込み可能である。 make_unicodemapコマンドはすべてのユーザに実行可能にすべきである。setuid,setgidをこのコマンドにけっして行わないように。
このmanぺージはSamba 2.0システムに適用される。
オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、Andrew Tridgell samba@samba.org によって作られた。 Samba は現在 Linux カーネルが開発されているような方法でのオープンソースプロジェクトである Samba Team によって開発されている。
オリジナルの Samba の マニュアルページは Karl Auer によって書かれた。マニュアルページは YODL 形式(別の、優秀なオープンソースソフトウェアで、 ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ にある)で変換され、Jeremy Allison によって Samba 2.0 リリースのために更新された。samba@samba.org
バグレポート、コメント等の提出方法の詳細と、協力してほしい項目のすべてのリストを得る方法は、samba (7) を参照のこと。
日本語訳