smbrun shell-command
このプログラムは Samba スイートの一部である。
smbrun は非常に小さな「接着剤」プログラムで、 smbd(8) デーモン ( smbd(8) を参照)のためにシェル・コマンドを実 行する。
最初にできるだけ高い実効ユーザ ID、実効グループ ID に移り、 そして与えられたコマンド・ラインを system() 呼び出しを使って実行する。 このプログラムは、あるオペレーティング・システムにおいて root ではないユーザで外部プログラムを実行させるのを許可するのに必要とされる。
コマンドに絶対パスが与えられていない場合、 smbrun が実行されている環境の PATH 変数の設定によって、 どの実行ファイルが見つけられ実行されるかに影響を与える。
smbrun が smbd によって 見つけられなかったり実行できない場合、 適切なメッセージが smbd のログに見つかるだろう。 ほかの診断は実行されるシェル・コマンドに依存する。 シェル・コマンドは問題解決を助けるように 適切な診断を出力するのが賢明である。
この man page は version 2.0 の Samba スイート用である。
オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、 Andrew Tridgell samba@samba.org によって作成された。 現在 Samba は、Samba Team によって、Linux カーネルの開発と同様に、 オープンソース・プロジェクトとして開発されている。
オリジナルの Samba マニュアルは、Karl Auer によって執筆された。 マニュアルのソースは Jeremy Allison samba@samba.org によって YODL 形式に変換され、Samba 2.0 リリース用に更新された。 (YODL はオープンソース・ソフトウェアの優れた作品である - ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ から入手可能)
貢献者の一覧、バグ報告やコメントなどの提出方法の詳細については、 samba (7) を参照してほしい。
このマニュアルの日本語訳(1999/03/20 更新)の作者: