smbrun (1)

Samba 2.0.7

23 Oct 1998 (JP-1999/03/20)

NAME

smbrun - smbd と外部プログラム間のインタフェース・プログラム

SYNOPSIS

smbrun shell-command

DESCRIPTION

このプログラムは Samba スイートの一部である。

smbrun は非常に小さな「接着剤」プログラムで、 smbd(8) デーモン ( smbd(8) を参照)のためにシェル・コマンドを実 行する。

最初にできるだけ高い実効ユーザ ID、実効グループ ID に移り、 そして与えられたコマンド・ラインを system() 呼び出しを使って実行する。 このプログラムは、あるオペレーティング・システムにおいて root ではないユーザで外部プログラムを実行させるのを許可するのに必要とされる。

OPTIONS

shell-command
実行するシェル・コマンドである。 コマンドは絶対パスにしたほうがよい。

環境変数

コマンドに絶対パスが与えられていない場合、 smbrun が実行されている環境の PATH 変数の設定によって、 どの実行ファイルが見つけられ実行されるかに影響を与える。

診断

smbrunsmbd によって 見つけられなかったり実行できない場合、 適切なメッセージが smbd のログに見つかるだろう。 ほかの診断は実行されるシェル・コマンドに依存する。 シェル・コマンドは問題解決を助けるように 適切な診断を出力するのが賢明である。

バージョン

この man page は version 2.0 の Samba スイート用である。

SEE ALSO

smb.conf(5), smbd(8)

AUTHOR

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、 Andrew Tridgell samba@samba.org によって作成された。 現在 Samba は、Samba Team によって、Linux カーネルの開発と同様に、 オープンソース・プロジェクトとして開発されている。

オリジナルの Samba マニュアルは、Karl Auer によって執筆された。 マニュアルのソースは Jeremy Allison samba@samba.org によって YODL 形式に変換され、Samba 2.0 リリース用に更新された。 (YODL はオープンソース・ソフトウェアの優れた作品である - ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ から入手可能)

貢献者の一覧、バグ報告やコメントなどの提出方法の詳細については、 samba (7) を参照してほしい。

このマニュアルの日本語訳(1999/03/20 更新)の作者:

日本語訳
  • 佐藤文優 (fumiya@samba.gr.jp)
  • 最終更新日 2000/01/23
  • 校正
  • 高橋基信 (monyo@samba.gr.jp)