smbstatus (1)

Samba 2.0.7

23 Oct 1998 (JP-2000/05/02)

NAME

smbstatus - 現在の Samba の接続を報告

SYNOPSIS

smbstatus [-P] [-b] [-d] [-L] [-p] [-S] [-s configuration file] [-u username]

DESCRIPTION

このプログラムは Samba スイートの一部である。

smbstatus は現在の Samba への接続を表示するだけの非常に簡単なプログラムである。

OPTIONS

-P
Samba が profile オプション付きでコンパイルされた場合に profile された共有メモリ領域の内容だけを出力する。

-b
簡単な出力を表示する。

-d
詳細な出力を表示する。

-L
ロックのリストだけを表示する。

-p
smbd プロセスの一覧を表示し、終了する。 スクリプト作成時に有用である。

-S
共有の一覧だけを表示する。 (訳注: "共有の" は "接続の" とした方が正しい。)

-s configuration file
既定の configuration file の名前はコンパイル時に決められる。 指定されたファイルはサーバが使用する詳細な設定情報を含んでいる。 より多くの情報は smb.conf(5) を参照のこと。

-u username
username で指定されたユーザに関する情報だけを出力する。

バージョン

このマニュアルページは, バージョン 2.0 の Samba スイート用である。

SEE ALSO

smb.conf (5), smbd (8)

AUTHOR

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、 Andrew Tridgell samba@samba.org によって作成された。 現在 Samba は、Samba Team によって、Linux カーネルの開発と同様に、 オープンソース・プロジェクトとして開発されている。

オリジナルの Samba マニュアルは、Karl Auer によって執筆された。 マニュアルのソースは Jeremy Allison samba@samba.org によって YODL 形式に変換され、Samba 2.0 リリース用に更新された。 (YODL はオープンソース・ソフトウェアの優れた作品である - ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ から入手可能)

貢献者の一覧、バグ報告やコメントなどの提出方法の詳細については、 samba (7) を参照のこと。

このマニュアルの日本語訳(2000/05/02 更新)の作者:

  • 高橋基信 monyo@samba.gr.jp
  • 補訳・校正
  • 佐藤文優 fumiya@samba.gr.jp