[ Samba ]
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!== Application_Serving.txt for Samba release 2.0.7 26 Apr 2000
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寄稿者:	John H Terpstra 
	Copyright (C) 1997 - John H Terpstra
寄稿日:	1997/01/07
更新日:	1998/03/24
状態:	最新

翻訳者:	佐藤文優 
更新日:	1998/04/23

主題:	Samba の共有を MS Office などの管理共有として使用する
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問題:
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Microsoft Office 製品は、共有資源に管理的にインストールされた
製品のコピーを作ることができる。また、ワークステーション・クライアントに
インストールすることができるアプリケーションから、管理インストールとして
インストールすることができる。

管理インストールを行うための一般的な手順は、次のような起動を必要とする:
	X:\setup /A
X は CD-ROM かフロッピーのドライブ文字である。

このインストール工程では SE が使用するための製品はインストールしない。
しかし結果として、圧縮された配布ファイルを展開したものが目的の
共有フォルダにはいる。この工程には共有への書き込み権限を必要とする。
さらにこの工程の間、ファイルのロックと共有モードの操作を可能にするのが
望ましい。

次に、ある必要な注意を考慮に入れないと、この共有からの MS Office の
インストールは失敗するだろう。この失敗は共有モードの操作によって引き起こされ、
MS Office がさまざまな動的リンク・ライブラリを再オープンするのを阻害されたり、
ファイルを見つけられない問題(file not found)がときどき発生することがある。

解決法:
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1. 管理インストール(展開)が完了したら、すぐにそれらが入っている共有に
   以下のパラメータを設定する:
	[MSOP95]
		path = /where_you_put_it
		comment = Your comment
		volume = "The_CD_ROM_Label"
		read only = yes
		available = yes
		share modes = no
		locking = no
		browseable = yes
		public = yes

2. これにより、次のようにして Microsoft Windows ワークステーションから
   セットアップ・プログラムを起動する準備がなされた:
	\\"Server_Name"\MSOP95\msoffice\setup

MS Office の共有 - 注意:
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ワークグループのテンプレートはふつうの書き込み可能か読み出しのみの共有に
保存しても構わないが、ユーザのテンプレートは書き込み可能な共有か
ユーザのローカル・マシンに保存しなければならない。