アダプター

org.eclipse.core.runtime.adapters

3.0

アダプター拡張ポイントにより、プラグインは、アダプター・ファクトリーを宣言を通して登録できます。 この情報は、プラグインをロードすることなくアダプターの存在を判別するために実行時 XML 式言語によって使用されます。 拡張ポイントを使用してアダプター・ファクトリーを登録すると、プラグインが開始されるときにアダプター・ファクトリーを手動で登録する必要がなくなります。

<!ELEMENT extension (factory+)>

<!ATTLIST extension

point CDATA #REQUIRED

id    CDATA #IMPLIED

name  CDATA #IMPLIED>


<!ELEMENT factory (adapter+)>

<!ATTLIST factory

adaptableType CDATA #REQUIRED

class         CDATA #REQUIRED>


<!ELEMENT adapter EMPTY>

<!ATTLIST adapter

type CDATA #REQUIRED>


アダプター宣言の例を以下に示します。 この例は、このプラグインによって、 IFile 型のオブジェクトを MyFile 型のオブジェクトに適合させるアダプター・ファクトリーが提供されることを宣言しています。

      

<extension point=

"org.eclipse.core.runtime.adapters"

>

<factory class=

"com.xyz.MyFileAdapterFactory"

adaptableType=

"org.eclipse.core.resources.IFile"

>

<adapter type=

"com.xyz.MyFile"

/>

</factory>

</extension>

この拡張ポイントを使用して登録されたアダプター・ファクトリーは、 IAdapterManager.hasAdapter メソッドを使用して照会したり、 IAdapterFactorygetAdapter メソッドの 1 つを使用して検索したりできます。 この拡張ポイントを使用して登録されたアダプター・ファクトリーは、 実行時に IAdapterFactory.registerAdapters を使用して登録する必要がありません。

プラットフォームのいくつかの プラグインでは、数多くのさまざまな IAdaptable オブジェクトに対してアダプターが提供されます。