CVS リポジトリー・ロケーションの作成
前提条件: ワークベンチで有効なリポジトリー・ロケーションを作成するには、あらかじめホスト・マシンに CVS サーバーを構成しておかなければなりません。
新しいリポジトリー・ロケーションを作成するには、以下のように行います。
- メインメニュー・バーで「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他 ...」の順に選択し、
さらに「ビューの表示」ダイアログから「CVS」>「CVS リポジトリー」の順に選択して、
「CVS リポジトリー」ビューを開きます。
あるいは、「CVS リポジトリー」ビューは「CVS リポジトリー・エクスプローラー」パースペクティブにも表示されます。
- ツールバーで、「CVS リポジトリーの追加」クリックする (または「CVS
リポジトリー」ビューのコンテキスト・メニューから、「新規」>「リポジトリー・ロケーション」を選択します)。
「CVS リポジトリーの追加」ウィザードが開きます。
- リポジトリー・ロケーションを識別し、そこに接続するのに必要な以下の情報を入力します。
- 「ホスト」フィールドにホストのアドレスを入力します。
(例: mymachine.com)
- 「リポジトリー・パス」フィールドに、ホスト上のリポジトリーへのパスを
入力します (例: /home/repo、d:/repo)。
- 「 ユーザー」フィールドで、リポジトリーに接続したいユーザー名を入力します。
- 「パスワード」フィールドで、上記ユーザー名のパスワードを入力します。
- 「接続タイプ」リストから、CVS サーバーの認証プロトコルを選択します。
Eclipse CVS クライアントには、次の 3 つの接続メソッドがあります。
- pserver - CVS 固有の接続メソッド。
- extssh - Eclipse に組み込まれている SSH 2.0 クライアント
- ext - CVS ext 接続メソッドで、SSH のような外部ツールを使用して、リポジトリーに接続します。
ext で使用するツールは、「チーム」>「CVS」>「EXT 接続メソッド」設定ページで構成されます。
- ホストがカスタム・ポートを使用している場合は、「ポートの使用」を使用可能にして、ポート番号を入力します。
- (オプション) このウィザードを閉じるとき、指定ユーザーを指定ホストに認証したい場合は、
「終了時に接続を検証」を選択します。
(このオプションを選択しない場合は、後でリポジトリーの内容をアクセスしようとするとき、ユーザー名が認証されます。)
- (オプション) 次回に Eclipse を開始するときもう一度パスワードを入力しなくてもいいように、Eclipse
鍵リング・ファイルにパスワードを保管したい場合は、「パスワードの保管」を選択します。
鍵リング・ファイルはローカル・ドライブに保管され、強い暗号化が使用されていないので、このオプションを機密パスワードに使用可能にするべきではありません。
- 「終了」をクリックします。リポジトリー・ロケーションが作成されます。
注: Eclipse 3.0 以前は、extssh 接続メソッドは SSH 1.0 だけをサポートしていました。
3.0 で、この接続メソッドは、SSH 2.0 も同様にサポートするようにアップグレードされました。
ヒント: 「extssh」接続メソッドを使用するが、ローカル・ワークスペース (サンドボックス) において CVS コマンド行クライアントとの互換性も保ちたい場合には、
「ext」接続メソッドを使用し、そのメソッドを「チーム」>
「CVS」 >「 Ext 接続メソッド」設定ページで、Eclipse
の内部から「extssh」を使用するように構成することができます。

CVS によるチーム・プログラミング
CVS リポジトリー

CVS リポジトリー・ロケーションの廃棄
「CVS リポジトリー」ビューの更新
CVS リポジトリーからのプロジェクトのチェックアウト
ブランチ・タグとバージョン・タグの発見
CVS リポジトリー・ロケーションのプロパティーの変更

CVS
「CVS リポジトリー」ビュー