概要部分

org.eclipse.ui.intro

3.0

この拡張ポイントは、概要部分と呼ばれる、製品を新規ユーザーに説明するための特別なワークベンチ・パーツの実装を登録する場合に使用します。 概要部分は、通常、製品を最初に始動したときに表示されます。 概要部分の実装と特定の製品を関連付ける規則も、この拡張ポイントによってコントリビュートされます。

ライフ・サイクルは、以下のとおりです。

<!ELEMENT extension (intro* , introProductBinding*)>

<!ATTLIST extension

point CDATA #REQUIRED

id    CDATA #IMPLIED

name  CDATA #IMPLIED>


<!ELEMENT intro EMPTY>

<!ATTLIST intro

id    CDATA #REQUIRED

icon  CDATA #IMPLIED

class CDATA #REQUIRED>

概要を指定します。 概要は、ユーザーが製品を最初に始動するときに表示される製品固有の表示です。



<!ELEMENT introProductBinding EMPTY>

<!ATTLIST introProductBinding

productId CDATA #REQUIRED

introId   CDATA #REQUIRED>

製品と概要の間のバインディングを指定します。 これらのバインディングは、(org.eclipse.core.runtime.Platform.getProduct() で定義されているように) 現在の製品に適切な概要を判別します。



特定の概要をコントリビュートし、その概要と特定の製品を関連付ける概要部分拡張の例を以下に示します。

  

<extension point=

"org.eclipse.ui.intro"

>

<intro id=

"com.example.xyz.intro.custom"

class=

"com.example.xyz.intro.IntroPart"

/>

<introProductBinding productId=

"com.example.xyz.Product"

introId=

"com.example.xyz.intro.custom"

/>

</extension>

class 属性の値 は、org.eclipse.ui.part.intro.IntroPart をサブクラス化することによって org.eclipse.ui.intro.IIntroPart を実装するクラスの完全修飾名である必要があります。

初めてのユーザーに向けたデフォルト実装はありません。 Eclipse ベースの各製品は、ブランドおよび機能によく一致する実装を提供する必要があります。