自動更新プロバイダー

org.eclipse.core.resources.refreshProviders

3.0

ワークスペースでは、ファイル・システムで行われた変更が自動的に検出され、 メモリー内のワークスペースとの調整が行われるモードがサポートされています。 デフォルトでは、これは、ファイル・システムをポーリングして定期的に変更を検索するモニターを 作成することによって実行されます。 モニター・ファクトリー拡張ポイントにより、クライアントでは、 通常、変更のコールバックのためのいくつかのネイティブ・ファイル・システム機能にフックして、より効率的なモニターを作成できます。

<!ELEMENT extension (refreshProvider)>

<!ATTLIST extension

point CDATA #REQUIRED

id    CDATA #IMPLIED

name  CDATA #IMPLIED>


<!ELEMENT refreshProvider EMPTY>

<!ATTLIST refreshProvider

name  CDATA #REQUIRED

class CDATA #REQUIRED>


アダプター宣言の例を以下に示します。 この例は、このプラグインによって、 IFile 型のオブジェクトを MyFile 型のオブジェクトに適合させるアダプター・ファクトリーが提供されることを宣言しています。

   

<extension id=

"coolProvider"

point=

"org.eclipse.core.resources.refreshProviders"

>

<refreshProvider name=

"Cool Refresh Provider"

class=

"com.xyz.CoolRefreshProvider"

>

</refreshProvider>

</extension>

更新プロバイダー実装は、 org.eclipse.core.resources.refresh パッケージの抽象型 RefreshProvider をサブクラス化する必要があります。 最新表示要求および失敗は、IRefreshResult を提供するために転送する必要があります。 また、クライアントは、ワークスペースによる最新表示モニターのアンインストール要求を可能にする IRefreshMonitor の実装を提供する必要があります。

org.eclipse.core.resources.win32 フラグメント では、win32 ファイル・システムの通知コールバックを使用するネイティブの最新表示モニターが提供されます。 また、ワークスペースでは、使用可能なネイティブの最新表示コールバックを持たないファイル・システムに対して使用できる、 デフォルトのネイティブ・ポーリング・ベースのモニターが提供されます。