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タグ入り(フォーマット済み) テキストの編集

タグ入りテキストでの作業

OmegaTはサポートするファイル形式(現在ではHTML, XHTMLとOpenOffice.org/StarOfficeファイル)のインラインフォーマット情報をタグで表示します。 タグの見た目はソースファイルのものと異なります。OmegaTは内部で表示の変更を行い、コンパイル時に元に戻します。

タグの扱いには気をつけてください。最終の完成ファイルのフォーマットに影響を及ぼすこともあります。最悪の場合ではアプリケーションがそのファイルを開けなくなる場合もありえます。(特にOpenoffice.orgの場合)

OmegaT上でフォーマットを追加ることはできませんが、既存のフォーマットに一定のコントロールを加えることはできます。

OpenOffice.orgファイル上のタグ操作

OpenOffice.orgのタグは変更しないでください。タグを削除、複製、順序の変更などはしないでください。タグの移動キャンセルは可能です。

タグの移動

タグは同じセグメント内で移動できます。ただし、順番は元の順番を守ってください。

タグのキャンセル

タグを隣り合わせることでそれらをキャンセルできます。

例えば、
このテキストをイタリック
から
このテキストイタリック…に変えれば
イタリックのフォーマットを簡単にキャンセルできます。

HTMLファイルでのタグ操作

フォーマットの記号はxxxで始まり/xxxで終わります。フォーマットへの変更はペアになるタグ両方に成されなくてはなりません。

タグの削除複製順序の変更ネストが可能です。

タグの削除

例えば、イタリックのフォーマットを取り除くには:
このテキストをイタリック

単純に とを削除してください。

タグの複製

例えば:
このテキストはイタリックなので、これもイタリック

フォーマットは「イタリック」と「これも」に適用されます。

タグの順序を変更

例えば:
このテキストはイタリックで、このテキストはアンダーライン付
を以下のように変更できます。
このテキストはアンダーライン付で、このテキストはイタリック

タグのネスト

例えば:
このテキストはイタリックで、このテキストはアンダーライン付
を以下のように変更できます。
このテキストはイタリックで、かつこの部分はアンダーライン付

タグをオーバーラップさせることはできません。

例えば:
このテキストはイタリックで、ここからアンダーライン付、それでここはアンダーライン付でイタリックなし

は許されず、ファイルが破損してしまいます。1番目のタグを閉じずに2番目を入れた場合は、必ず2番目のタグを先に閉じてください。

タグの検証

タグの検証機能 (Tools > Validate tags) はタグへの変更を(故意とアクシデントに関わらず)検知し、該当セグメントをリストします。

 

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