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タグ入りテキストの編集も参照してください。
OpenOffice.orgとStarOfficeは、広い意味では同じプログラムです。Openoffice.orgはオープンソースで、よって無料であり、自由に複製できます。StarOfficeは商用ソフトなので使用したいシステムごとにその権利を購入しなくてはいけません。StarOfficeにはOpenoffice.orgにないいくつかの機能も含まれています。ライセンスを購入すると技術サポートも受けられます。このマニュアルが関わる限りでは2つのプログラムへの操作は全く同じです。
OmegaTはスタンドアローンのアプリケーションであり、OpenOffice.orgやStarOffice、MS Wordなどいかなるワードプロセッサーも必要ありません。
OpenOffice.org/StarOfficeはしかし、OmegaTの機能性を大きく拡張してくれます。それはMS Word, MS Excel, MS Powerpoint, RTFなど、OmegaTが直接サポートしないファイルを変換してくれるからです。それらのファイル形式のファイルをOmegaT上で扱うには、まずOpenOffice.orgで開いてOpenoffice.org形式で保存しなおしてください。翻訳が終わったら、再度Openoffice.orgで開いて元のフォーマットに保存しなおします。
OpenOffice.org/StarOfficeは他にも重要な点でOmegaTの機能を拡張してくれます。スペルチェックや、段落単位でなく文単位でのセグメント化などはOpenOffice.orgによって可能となります。
OpenOffice.org 1.0/StarOffice 6.0またはそれ以上を使用してください。それ以前のバージョンは動かないかも知れません。StarOffice 5.2 は確実に動きません。
MS Wordのファイルは「Fast Save」で保存されていないことを確認してください。でないとOpenOffice.orgはファイルを読み込めません。
(「変更を記録」など)「Revision」機能付で保存されたOpenOffice.orgファイルを OmegaTで開かないでください。このケースは元のMS Wordファイルが「Revision」機能付で保存されているときによく起こります。OpenOffice.orgはこの機能をサポートしています(実際、有用な機能です)が、OmegaTと一緒には使わないでください。
使用する言語用のOpenOffice.orgのスペルチェックツールをインストールしてください。次に、OpenOffice.orgのファイルを含むプロジェクトを開く前にそれらをOpenOffice.orgで開き、Ctrl-AとFormat > Character > 言語でテキストの言語を翻訳先言語に変更してください。そうするとコンパイル後に訳文をスペルチェックできます。コンパイル後に言語を変更することもできますが、再コンパイル後にまた元のソース言語が上書きされてしまいます。
OpenOffice.orgを最後にコンパイルした後、全てちゃんと翻訳されているかチェックしてください。OpenOffice.orgで開いてスペルチェックを通すことをおすすめします。ヘッダやフッタなどの部分が消失してしまう可能性もあります。
OpenOffice.orgが訳後のファイルを開けなかったりエラーが出たりする場合、作業中にタグを欠損した恐れがあります。 その際には再度プロジェクトを開いてタグの検証を行い、壊れたセグメントを検索できます。
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