エージェント・コントローラーのフィーチャーの 1 つは、 リモート・テスト・クライアントに、ローカル・ホスト上にある、 テスト中のアプリケーション (AUT) を起動されることができることです。 しかし、これを行う前に、AUT の構成記述を構成ファイル内に作成しておく必要があります。 この記述は、アプリケーション ・エレメントとその子エレメントの役割をします。 エージェント・コントローラーは、アクティブ構成内の Application エレメント によって提供される AUT 記述のみを起動できます。
構成記述を作成するには、以下のステップに従ってください。
<Application configuration="default" executable="TestHarness" path="c:\tools\jtestclient.exe" location="D:\"> <Variable name="PATH" value="C:\tools" position="prepend"/> </Application>
このフラグメントは、c:\tools\jtestclient.exe にマップし、その優先実行可能プログラムのロケーションが D ドライブのルートである、TestHarness というアプリケーションを記述しています。 TestHarness は常に PATH の接頭部に c:\tools が付きます。
リモートのテスト・クライアントはエージェント・コントローラーに TestHarness の起動を依頼するだけで、この要求の結果、 実際にどの実行可能プログラムが実行されているのかはわかりません。さらに、使用可能な AUT 記述をリモート側でリストすることもできません。 結果として、リモートのテスト・クライアントからの AUT の実行要求に応答するために、 エージェント・コントローラーを構成する必要があります。
注: アプリケーション記述によって、立ち上げられる AUT の環境変数値を指定変更したり、 増大させることもできます。また、立ち上げ時に AUT 実行可能プログラムへ提供されるパラメーターを指定変更したり、 増大させることもできます。
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