プロファイル作成フィルターを指定する
プロファイル作成フィルターを作成することにより、
解析したい情報のサブセットを指定することができます。
プロファイル作成セッションにフィルターを適用すると、関連する詳細のみがビューに表示されます。
フィルターの使用は、スピードと効率が欠かせない場合、特に有用です。
データ量が少ないほど、システムへの影響が少なくなるため、収集速度が速くなります。
フィルターを宣言するには、以下のようにします。
- すべてのエージェント: 「ウィンドウ (Window)」>
「設定 (Preferences)」>「プロファイルとロギング (Profiling and Logging)」
>「プロファイル作成 (Profiling)」から「設定 (Preferences)」
メニューを使用します。
- 特定のエージェント: エージェントを右マウス・ボタンをクリックし、
「プロパティー (Properties)」>「次へ (Next)」の順に選択します。

フィルター・セットを処理する
- 新規のフィルター・セットを作成するには、
上部ペインの横の「追加 (Add)」をクリックし、命名し、
下部ペインでそのセットを定義します。
- フィルター・セットを変更するには、上部ペインでそれを選択して、
下部ペインで必要な変更を行ってください。
- フィルター・セットを使用可能または使用不可にするには、
そのフィルター・セットのチェックマークを付けるか、チェックマークを外してください。
- フィルター・セットを削除するには、それを選択して、
「除去 (Remove)」をクリックします。
フィルターを処理する
処理を行うフィルターが含まれているフィルター・セットを選択し、
次のいずれかを実行してください。
- 新規フィルターを追加するには、下部ペインの横の「追加 (Add)」をクリックし、
パッケージ/クラス、メソッドを指定し、さらにフィルターが包含基準か
除外基準かを指定します。 フィルターは先頭フィルターから順番に適用されるため、
フィルターを上または下に移動する必要がある場合があります。
- フィルターを変更するには、フィルターを選択し、パッケージ/クラス、
メソッド、および包含/除外基準フィールドを編集してください。
- フィルターを削除するには、フィルターを選択し、
「除去 (Remove)」をクリックします。
注
- フィルター操作は、 収集 時に行われます。したがって、
フィルターはプロファイル作成を開始する前に指定する必要があります。
- 1 つのプロファイル・セッションには、最大で 1 つのフィルターを
適用することができます。
- フィルターは、 フィルター・セット にあります。1 つのフィルターの場合でも、
フィルター・セットを作成する必要があります。
- 最初に適用可能なフィルターだけが適用されます。したがって、
特定度の低い基準よりも、より特定度の高いの基準を先に宣言します。たとえば、
AWT のクラスを除き、sun* からすべてのクラスを除外するには、
以下のようにセットアップします。

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プロファイル作成の優先設定を設定する
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