メモリー・リークは、プログラムのダイナミック・ストア割り振り論理におけるエラーであり、 破棄したメモリーを、プログラムがレクラメーション処理できなくなる原因と なります。 これは、不要になったオブジェクトを、レクラメーション処理することがで きない状態です。 このようなインスタンスが予期以上に多く存在する場合は、メモリー・リークが生じている可能性があります。 重大なメモリー・リークは、メモリー不足を引き起こし、アプリケーションに障害を起こす可能性があります。
メモリー・リークは、オブジェクトが他のオブジェクトへの参照を保持し続けるために、 その保持オブジェクトをガーベッジ・コレクションでレクラメーション処理できないことが 原因で発生します。 オブジェクト参照テーブルを使用して、 そのような参照を識別することができます。
以下のステップに従ってください。
関連概念
プロファイル作成ツールの概説
プロファイル作成リソース
オブジェクト参照テーブル
関連タスク
トランザクション指向操作でメモリー・リークを検出する
アプリケーションのプロファイルを作成する
Java プロセスを起動する/接続する
パフォーマンスとメモリー使用量を分析する - 概要
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2003. All Rights Reserved.