Eclipse プラットフォームには、全機能を備えた Java 統合開発環境 (IDE) が備わっています。 Java 開発ツール (JDT) を使用すると、Java プログラミング言語で作成されたプログラムを、 作成、コンパイル、テスト、デバッグ、および編集することができます。
JDT は、「プラットフォームのプラグイン開発者ガイド」で説明されているプラットフォーム拡張ポイント およびフレームワークの多くを利用します。 JDT は、Java 固有の振る舞いを汎用のプラットフォーム・リソース・モデルに追加し、 Java 固有のビュー、エディター、およびアクションをワークベンチに提供するプラグインのセットと考えると最も簡単です。
このガイドでは、JDT が提供する拡張ポイントと API について説明します。 ここでは、読者はすでに、プラグイン、拡張ポイント、ワークスペース・リソース、 およびワークベンチ UI の概念を理解しているものと想定しています。
全機能を備えた Java IDE が JDT により提供されている場合に、 なぜ JDT API を使用する必要があるのでしょうか?機能の一部として Java プログラムまたはリソースと対話するプラグインを構築する場合、 以下の 1 つまたは複数の実行が必要になることあります。
JDT は、以下の 3 つの主要なコンポーネントに構造化されます。
それぞれのコンポーネントの構造と、それによって提供される API を調べてみましょう。