プロファイル作成の優先設定を設定する
アプリケーションのプロファイルを作成する際に使用するデフォルトの設定を変更するには、
以下のステップに従ってください。
- 「ウィンドウ (Window)」>「設定 (Preferences)」と選択します。「設定 (Preferences)」ウィンドウが開きます。
- 左側のツリーから、プロファイル作成とロギング (Profiling and Logging) を選択します。
「プロファイル作成とロギング (Profiling and Logging」の優先設定ペインが開きます。
- このペインを使用して、以下のことを行います。
- プロファイル作成またはロギングを使用可能または使用不可にする。
- 新規プロファイル作成セッションのデフォルト・プロジェクト名を変更する。
- プロファイル作成に役立つヒントを表示するかどうかを指定する。
- エージェントがエージェント・コントローラーへの接続に使用するポート番号を指定する。
- プロファイル・モニター・ビューに表示されるリソース、
表示コンソール・ビューのテキストの色、または実行フロー・グラフの色を変更するには、
「外観 (Appearance)」とその下の項目を使用します。
- 複数のマシンを扱っている場合は、「ホスト (Hosts)」
を使用して識別します。デフォルトにより、リストの最後のマシンが選択されています。
- ロギング・エージェントを識別するには、
「ロギング・エージェント (Logging Agents)」を使用します。
- プロファイルからパッケージまたはクラスのグループをフィルター操作で除去するには、
「プロファイル (Profiling)」>「フィルター (Filters)」
の順に選択します。 詳しくは、
プロファイル作成フィルターの指定を参照してください。
- すべての プロファイル・エージェントに対するオプションを設定する
(つまり、プロファイルでアプリケーション・ヒープとアプリケーション実行時間を
分析するかどうかを指定する) には、「プロファイル (Profiling)」
>「オプション (Options)」の順に選択します。
注: 単一エージェントの
プロファイル作成オプションを設定するには、エージェントを右マウス・ボタンでクリックして、
「プロパティー (Properties)」>「次へ (Next)」の順に選択します。
プロファイル動作について追加の選択を行うには、
「詳細表示 (Show details)」をクリックします。
- デフォルトにより、「アプリケーションがメモリーを使用し過ぎる
(My application uses too much memory)」チェック・ボックスが
選択されています。これは、ヒープ・データのみが収集されることを意味します。
このオプションを使用してメモリー・リークを検出し、ロードされたクラス、
クラス当たりのインスタンスの数、クラスの合計サイズ、およびガーベッジ・コレクション情報などの、
ヒープ情報を分析します。
- インスタンス・レベルなどの追加情報を収集するには、
「詳細表示 (Show details)」をクリックし、次に
「インスタンス・レベル情報の表示 (Show instance level information)」
にチェックマークを付けます。
- デフォルトにより、「アプリケーションが遅すぎる
(My application is too slow)」チェック・ボックスは選択されていません。
これにより、メソッド入り口やメソッド出口などの実行フロー・イベントが
収集されないようにします。
- フィルター操作で除去されたクラスに関する情報を収集するには、
「詳細表示 (Show details)」をクリックし、次に
「フィルター操作により除去された境界クラスの収集
(Collect boundary classes excluded by the filter)」にチェックマークを付けます。
境界クラスとは、フィルター基準の中に組み込まれたクラスにより直接呼び出されるクラスのことです。
- メソッド入り口やメソッド出口などの実行フロー・イベントを収集するには、
「実行フローのグラフィカル詳細の表示 (Show execution flow graphical details)」
を選択します。 実行フロー・ビューとテーブルは、
このオプションが選択されている場合にのみ使用可能です。
- 収集されるデータを限定するには、「プロファイル (Profiling)」>
「収集 (Collections)」の順に選択します。
- デフォルトにより、プロファイル作成セッションは、プロファイルを作成されている
アプリケーションが実行を停止するとすぐに終了します。プロファイル作成を
繰り返し呼び出すには、「次の呼び出し回数の後、プロファイル作成を停止
(Stop profiling after a number of invocations)」を選択して、
回数を設定します。
- ある一定の期間データを収集するには、
「指定した時間が経過した後、プロファイル作成を停止
(Stop profiling after a specified amount of time)」を選択します。
- 「適用 (Apply)」をクリックします。
ユーザーの行った選択は、現在開いているすべてのプロファイル作成ウィンドウ
で有効になります。「OK」をクリックして、
「設定 (Preferences)」ウィンドウを閉じます。
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プロファイル作成ツールの概説
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アプリケーションのプロファイルを作成する
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