CVS

「CVS」設定ページでは、CVS プラグインのさまざまな性質をカスタマイズできます。

一般 CVS 設定:

オプション

説明

デフォルト

空ディレクトリーの整理 このオプションは、更新時に「同期化」ビューで空のディレクトリーを枝取りすることを指定します。 枝取りされたディレクトリーはワークベンチには表示されませんが、 実際には、リポジトリーには空のディレクトリーがあります。 CVS では、クライアントにサーバーからディレクトリーを除去する機能が用意されていないため、このオプションは便利です。 使用可能
比較でファイル・コンテンツを考慮 このオプションは、CVS リソースを比較および同期化するときのデフォルト比較メソッドを設定することを指定します。 デフォルトで、CVS ファイルの比較にはタイム・スタンプが使用され、これが現在、最も早いメソッドです。 ただし、ファイルの内容を比較することによって、より正確な比較を行うことができる場合もあります。この設定は比較エディターまたは「同期化」ビューで切り替えることもできます。 使用不可
削除されたファイル・マーカーを表示 このオプションを使用して、 ローカルで除去されてもコミットされていないリソースについて、 マーカーを「タスク」ビューに追加できるようにします。 これは、「同期化」ビューの代わりに更新/コミットを使用したいユーザーにとって便利です。 削除されたタスクでは、削除をサーバーへコミットする場合の「即時修正」オプションが許可されています。 使用可能
置換時に管理対象外リソースを削除 このオプションを使用して、 リポジトリーからのリソースで置換されるとき、CVS 制御下にないリソースを削除できるようにします。 使用可能
すべての新規ファイルをバイナリーとして扱う このオプションを使用して、ファイル内容設定をオーバーライドし、 新規ファイルをすべてバイナリーとして扱うようにします。 使用不可
最初の接続でサーバー・バージョンの互換性を確認する このオプションを使用して、最初の接続で CVS サーバー・バージョンの照会を使用可能にし、サーバーの互換性を判別します。 サーバー・バージョンはコンソールに出力され、非互換性が検出された場合は接続時に警告メッセージがログに記録されます。 使用可能
通信タイムアウト このオプションを使用して、CVS サーバーへの接続がタイムアウトになるまでの待機時間を秒数で構成します。 60 秒
静けさのレベル あるコマンドについて CVS が印刷する状況情報の量を設定します。「警告とエラー」モードでは、 重要でない情報メッセージの印刷は抑止されます。 何が重要かについての考慮事項は、コマンドによって異なります。「重大エラー」モードでは、 コマンドを完了するために絶対的に必要なものを除くすべての出力が抑止されます。 「重大エラー」モードでは、 発生したエラーに関する重要な情報を一部の CVS サーバーが通信しない場合があります。 代わりに「警告とエラー」モードを使用することを考慮してください。 冗長
デフォルト・キーワード置換 このオプションを使用して、テキスト・ファイルのデフォルト・キーワード置換を設定します。 キーボード拡張のある ASCII (-kkv)
CVS 操作前に編集中のエディターを保管 このオプションを使用して、CVS 操作が実行されたときに、 保管されていない変更を持つ開いたエディターがある場合に何が起こるかを構成します。 オプションは、以下のとおりです。

何もしない

開いたエディターに保管されていない変更がある場合でも、CVS 操作を続行します。

プロンプト

開いたエディターにおける保管されていない変更をどのようにするかをユーザーにたずねます。

自動保管

それぞれの CVS 操作を行う前に、開いたエディターにおける保管されていない変更を自動的に保管します。

プロンプト

コンソール設定:

オプション

説明

コンソール・テキストの色設定 これらのオプションを使用して、CVS コンソールに表示されるテキストの色を変更します。
  • コマンド行テキスト (黒色)
  • メッセージ・テキスト (青色)
  • エラー・テキスト (赤色)

「Ext 接続メソッド」設定:

CVS_RSH このオプションを使用して、リモート CVS サーバーへ接続するために呼び出されるプログラムを構成します。 RSH コマンドは次の呼び出しパターンで呼び出されます。

CVS_RSH Parameters CVS_SERVER

ssh
Parameters このオプションを使用して、CVS_RSH プログラムに渡されるパラメーターを構成します。 デフォルト・パラメーター・パターンは {host} -l {user} です。 これは、{host}、{user}、{password} および {port} 変数を使用して調整することができます。 {host} -l {user}
CVS_SERVER このオプションを使用して、実行するリモート CVS サーバー・プログラムの名前を構成します。 リモート CVS サーバー・バイナリー名がデフォルトと異なる場合にのみ、この設定を変更します。 cvs

「ラベル装飾」設定:

テキスト このページのこのオプションを使用して、 テキスト・ラベルに追加される CVS 情報の外観を構成します。
アイコン このページのこのオプションを使用して、 ビューで CVS 特定の情報を表示するオーバーレイとして使用できるアイコンを構成します。
一般 このページのこのオプションを使用して、 デコレーターの一般設定を構成します。

深いフォルダーの発信状態を計算

このオプションを使用して、フォルダーの発信標識を計算するかどうかを構成します。 このオプションを使用不可にするとデコレーターのパフォーマンスが向上しますが、 これはフォルダーの編集中状態の計算には、すべての子リソースの編集中状態を計算する必要があるためです。 (デフォルトでは使用可能)

「同期化」ビュー このページのこのオプションを使用して、「同期化」ビューに表示される ラベル装飾の外観を構成します。

すべての CVS 同期情報をテキスト・ラベルに表示する (Show all CVS synchronization information in the text label)

このオプションを使用すると、テキスト・ラベル内のリソースの同期状態を表示します。 これはアクセシビリティーが必要な場合に有用です。UI テキスト・リーダーを使用している場合、 このオプションを使用すると、ビューに表示される状態をテキスト・リーダーが正確に解釈できます。 通常、同期状態はアイコン装飾を使用して表示されます。

「監視/編集」設定:

チェックアウト時に監視/編集を使用するようプロジェクトを構成 このオプションを使用して、リポジトリーからチェックアウトされたファイルを読み取り専用にするよう指示します。 使用不可
エディターでの読み取り専用ファイルの変更時 このオプションを使用して、 開いたエディターまたは別のツールで読み取り専用ファイルを変更するときの動作を構成します。

CVS 編集通知をサーバーに送信する

ファイルに書き込み可能マークを付ける前に、CVS 編集通知をサーバーに発行します。 他のエディターでファイルを開いている場合、ユーザーには継続、またはキャンセルを選択するプロンプトが出されます。

サーバーに通知せずにファイルを編集する

サーバーに通知せずにファイルを読み取り専用にします。

CVS 編集通知をサーバーに送信する

関連参照
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