ローカル・ヒストリーの使用

このセクションでは、ローカル・ヒストリー・フィーチャーを使用して、以前に保管しておいた個々の Java エレメントに切り替える方法を説明します。

  1. Java エディターで junit.samples.VectorTest.java ファイルを開き、「アウトライン」ビューでメソッド testCapacity() を選択します。
  2. メソッドの内容を変更して、'for' ステートメントを次のように入力します。

    for (int i= 0; i < 99; i++)

    Ctrl+S を押してファイルを保管します。
  3. 「アウトライン」ビューでメソッド testCapacity() を選択し、そのコンテキスト・メニューから「置換」>「ローカル・ヒストリーからのエレメント」を選択します。
  4. ローカル・ヒストリーから Java エレメントを置換」ダイアログのローカル・ヒストリー・リストには、メソッドの各種保管状況が表示されます。 「Java ソースの比較」ペインには、選択されたヒストリー・リソースと既存のワークベンチ・リソースとの差異の詳細が表示されます。

    ローカル・ヒストリーからの置換

  5. 「ローカル・ヒストリー」ペインで、変更したメソッドを選択し、次に「置換」ボタンをクリックします。 Java エディターで、メソッドが選択されたヒストリー・バージョンに置換されます。
  6. ファイルを保管します。
  7. 前のバージョンへのメソッドの置換に加え、削除された Java エレメントを復元することもできます。 再度、「アウトライン」ビューでメソッド testCapacity() を選択して、そのコンテキスト・メニューから「削除」を選択します。 結果ダイアログを「はい」で確認し、ファイルを保管してください。
  8. ここで、「アウトライン」ビューで VectorTest と入力して、そのコンテキスト・メニューで「ローカル・ヒストリーからの復元」を選択します。 「選択可能な Java エレメント」ペインでメソッド testCapacity() を選択してチェックします。 これまでと同様、「ローカル・ヒストリー」ペインには、ローカル・ヒストリーに保管されているバージョンが表示されます。 「Java ソースの比較」ペインには、選択されたヒストリー・バージョンと既存のワークベンチ・リソースとの差異の詳細が表示されます。

    ローカル・ヒストリーからの復元

  9. 「ローカル・ヒストリー」ペインで、以前のバージョンを選択し、次に「復元」をクリックします。
  10. Ctrl+S を押してファイルを保管します。

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