リソース変更フック

リポジトリー・プロバイダーに関連する興味深い機能の多くは、プロバイダー用に構成されたプロジェクト内のリソースをユーザーが操作したときに発生します。  ユーザーがリソースに加える変更を認識するため、プロバイダーはリソース変更フックをインプリメントできます。  リソース・プラグインは、これらのフックを拡張ポイントとして組み込みます。  IMoveDeleteHook および IFileModificationValidator についてのドキュメンテーションに、これらのフックのインプリメントの詳細について説明があります。

チーム・プラグインは、汎用フックをリソース・プラグインに登録することによって、フックと該当するリソースとの関連付けを最適化および単純化します。  これらの汎用フックは、指定されたリソースについてリポジトリー・プロバイダーを単純に検索して、フックを取得します。  これには、各プロバイダー・インプリメンテーションに、リソースがそのプロバイダーによって管理されているかどうかを最初に検査しなければならないフックを登録させるのではなく、 1 つのプロバイダー・フックのみを呼び出すという利点があります。

これは、プラグインにとっては、 RepositoryProvider 内のメソッドをオーバーライドすることによって、必要なフックが指定されることを意味します。  これらのメソッドのデフォルト・インプリメンテーションは、ヌル応答を返して、フックの必要がないことを示します。

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