SWT スタンドアロン・サンプルのセットアップ

サンプル・ソースのインポート

*** 以下の説明で、INSTALLDIR は、実際に Eclipse をインストールしたロケーションを指します。***

サンプル・コード、および必要なリソースをすべてワークスペースにインポートします。

  1. Java プロジェクト "SWT Examples" を作成します。
  2. 「パッケージ」ビューでプロジェクト "SWT Examples" を選択します。
  3. ファイル」>「インポート」メニューを選択し、 後続のダイアログから「ZIP ファイル」を選択して「次へ」をクリックしてください。
  4. SWT サンプルのソース ZIP ファイルを見つけます。 例:
  5. 終了」をクリックします。
  6. ファイル」>「インポート」メニューを選択し、 後続のダイアログから「ZIP ファイル」を選択して「次へ」をクリックしてください。
  7. SWT サンプルの jar ファイルを見つけます。 以下に例を示します。
  8. ZIP ファイルのトップレベル・ディレクトリー (/) を展開し、"org" および "META-INF" のチェックマークを外してください。
  9. 「終了」をクリックします。

ここで、SWT サンプルをコンパイルしなければなりません。 これを行うには、SWT jar ファイルをコンパイル・パスに追加する必要があります。

  1. 「パッケージ」ビューでプロジェクト "SWT Examples" を選択し、そのコンテキスト・メニューから「プロパティー」を選択します。
  2. Java のビルド・パス」ページを選択し、「ライブラリー」タブをクリックします。
  3. 外部 JAR の追加...」ボタンをクリックします。
  4. 実行したいプラットフォームの swt jar を見つけます。
  5. 「OK」をクリックしてください。

注: 一部のプラットフォーム (GTK など) では、SWT を実行するために複数の jar が必要です (GTK の場合、swt.jar ファイルと swt-pi.jar ファイルがあります)。 この場合、必要な jar をすべてクラスパスに追加する必要があります。 この処理は、各 jar ファイルに対して上記のステップを繰り返して行います。 jar ファイルはすべて、同じディレクトリーまたはフォルダーにあります。

この時点で、SWT サンプルはエラーなしでコンパイルされるはずです。 「タスク」ビューで、エラーがないかどうか確認してください。 "java.lang.Object not found" のようなエラーが発生した場合、JRE が構成されていません。 「ウィンドウ」>「設定」ダイアログに移動し、 「Java」>「インストール済み JRE」設定ページを選択して、 JRE がインストールされていて、その JRE へのパスが正しいかどうか確認してください。

サンプルの実行

これで、Eclipse がサンプルを実行できるよう構成されました。 そのためには、SWT JNI ライブラリーをライブラリー・パスに入れて、VM がこれらのライブラリーを検出できるようにする必要があります。

  1. Java パースペクティブを開きます。
  2. 「パッケージ」ビューで、実行したいメイン・クラスを選択します。 たとえば、アドレス帳のサンプルのメイン・クラスは、    org.eclipse.swt.examples.addressbook.AddressBook です。
  3. メインメニューで「実行」>「実行...」を選択します。
  4. 表示された「起動構成」ダイアログで、「Java アプリケーション」を選択し、 「新規」ボタンをクリックします。
  5. 実行するサンプルに従って、「名前」、「プロジェクト」、 および「メイン」クラス・フィールドに入力してください。
  6. 引き数」タブを選択します。 「VM 引き数」エリアで、ターゲット・プラットフォームに応じて、 以下のように SWT ライブラリーのロケーションを指定してください。
  7. 実行」ボタンをクリックします。

サンプルの概説

メイン・クラスの名前および詳細については、それぞれのサンプルの資料を参照してください。 以下のサンプルは、swtexamples.jar に組み込まれています。


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