これまでに「ファイル」>「新規」を使用するリソース作成方法と、 ナビゲーターのコンテキスト・メニューの「新規」を使用するリソース作成方法を学習しました。 ここでは、3 番目の方法である「新規」ボタンを使用して、プロジェクト用ファイルを作成します。
「ナビゲーター」ビューでフォルダー JanesFolder を選択します。
ワークベンチ・ウィンドウのツールバーで、「新規ウィザード」ボタン
の
ドロップダウン・メニューをアクティブにして、「ファイル」を選択します。
ドロップダウン・メニューは、下矢印をクリックすればアクティブになります。
「新規ファイル」ウィザードの「親フォルダーの入力または選択」フィールドには、 選択したフォルダーの名前とパスがデフォルトですでに表示されています。 これは、「ナビゲーター」ビューでこのフォルダーが選択され、このビューがアクティブになっている状態で 新規ファイルを作成したためです。
「ファイル名 (File name)」フィールドに、新規のテキスト・ファイルの固有名をファイル拡張子 .txt も一緒に入力します。 ファイル名には、スペースと特殊文字は使用しないでください。(例えば、"JanesFile.txt" のようにします)。
終了したら、「終了」をクリックします。
ワークベンチは、テキスト・ファイルの編集機能を備えたエディターを持っています。 テキスト・エディターは、新規に作成されたファイルに対して自動的に開きます。
テキスト・エディターで、次の 5 行を入力します。
This is a sample text file.
There is not much else
we can really say about it other
than it has five lines of
text that are rather dull.
エディター・タブのファイル名の左側にアスタリスク (*) が付いていることに注目してください。アスタリスクは、エディターの変更が保管されていないことを示します。
ワークベンチ・ウィンドウのツールバーで、「保管」ボタン
をクリックして、作業内容を保管します。
「ナビゲーター」ビューで、フォルダーがまだ選択されていることと、「ナビゲーター」ビューがアクティブになっていることを確認してください。
ワークベンチのツールバーで、「新規ウィザード」ボタンをクリックします。 以前には、 「新規」ボタンのドロップダウン矢印をクリックしました。ここでは、ボタン自体をクリックします。 このことは、「ファイル」>「新規」>「その他...」とクリックするのと効果は同じです。
「新規ウィザード」で、左のペインで「シンプル」をクリックし、右のペインで「ファイル」を選択します。 「次へ」をクリックします。
「ファイル名」フィールドに、.ini ファイルの固有名を入力します。このファイル名には、スペースと特殊文字は使用しないでください (例えば "JanesINIFile.ini" のようにします)。終了したら、「終了」をクリックします。
ワークベンチには .ini ファイル用として登録されたエディターがないので、オペレーティング・システムに登録されていれば、.ini ファイルに対しては外部エディターが起動されます。 ここでは、このエディターを閉じます。
リソースの作成が終了したので、「ナビゲーター」ビューには、2 つのプロジェクト、フォルダー、およびそのフォルダー内の 2 つのファイルが表示されます。 「ナビゲーター」ビューの右には、最初に作成したファイル (JanesFile.txt) に対してテキスト・エディターが開きます。 よく見ると、2 番目の、非アクティブなエディター・タブ「ようこそ」も表示されています。
「ようこそ」エディター・タブをクリックします。「ナビゲーター」ビューでファイル JanesINIFile.ini を選択します。「ナビゲーター」ビューの「エディターにリンク」ボタンを選択します。 最後に、JanesFile.txt のエディター・タブをクリックします。ナビゲーターが更新され、現在編集中のファイル (JanesFile.txt) が選択されます。この自動更新を使用したくない場合には、「エディターにリンク」ボタンの選択を解除することによって、簡単にオフにすることができます。