非 Ant プロジェクト・ビルダー
すでにお気付きかもしれませんが、プロジェクト・ビルダーの例での作業でプロジェクト・ビルダー Ant ビルド・ファイルを作成したときに、
外部ツール・タイプを選択しました。
「プログラム」オプションは本質的には汎用であり、
ローカルまたはネットワーク・ファイルシステムからアクセス可能な実行可能ファイル用の外部ツールを定義することができます。
Eclipse プロジェクトで jar を作成およびデプロイするために、Ant の代わりに独自のシェル・スクリプトまたは Windows .bat ファイルを使用したい場合を想定します。
そしてその後、スクリプトの実行場所、および方法が指定されたプログラム外部ツールを作成したいとします。
- 好みのデプロイメント・ステップを実行するスクリプトを作成します。
- ナビゲーターでビルドしたいプロジェクトを選択し、コンテキスト・メニューから「プロパティー」を選択します。
- 「外部ツール・ビルダー」を選択し、「新規...」クリックし、
「プログラム」を選択して、「OK」をクリックします。
- 「外部ツール」ダイアログが表示されます。これはプログラム・タイプ・ツール用に構成されています。
- スクリプトの場所、作業ディレクトリー、および必要な引き数を入力します。
- この例ではスクリプトは Windows .bat ファイルですが、Linux シェル・スクリプト、Perl スクリプトまたはシステム上で実行可能な任意のスクリプトを使用できます。
- 「最新表示」および「ビルド・オプション」タブは、Ant プロジェクト・ビルダーで見たタブと同一です。
特に、「ビルド・オプション」タブにより、プロジェクト・ビルダー・ビルド・ファイルを起動するビルドのタイプを制御できます。
- 変更を適用して、「OK」をクリックします。
- Ant プロジェクト・ビルダーと同様に、他のプロジェクト・ビルダー (Java プロジェクト用のデフォルト Java ビルダーなど) に対するこのプロジェクト・ビルダーの順序を制御できます
- プロジェクトを再ビルドします。これにより、スクリプトの実行が起動されます。
生成される出力は「コンソール」ビューに送られます。
Ant はプロジェクトを構成およびデプロイするための一般的なツールです。
ただし、別のツールを使用する、またはツールを使用しない場合は、
プログラム外部ツール・プロジェクト・ビルダーをセットアップできます。
これにより、プロジェクトがビルドされる毎にスクリプトを自動実行する利便性を保ちつつ、
プロジェクトのデプロイメントを適する方法でカスタマイズすることができます。