アクティブ・スレッドを識別する

プログラムの実行をよりよく理解し、いつ、どこで大半のプログラム・リソースが 消費されているかを知るためには、どのスレッドがいつアクティブになっているかを 知ることが有用です。この目的のためには、実行フロー・ビューが役立ちます。 

実行フローを開くには、以下のステップに従ってください。

  1. 実行フロー情報の収集が使用可能になっていることを確認します。 この操作はプロファイルを作成するアプリケーションを起動、または そのアプリケーションに接続したときに行います。 プロファイル作成オプションの 「アプリケーションが遅すぎる (My application is too slow)」 を選択し、次に詳細オプションから 「実行フローのグラフィカル詳細の表示 (Show Execution flow graphical details)」 を選択します。 
  2. プロファイル・モニター・ビューで、モニターまたはエージェントのいずれかを選択します。
  3. 右マウス・ボタンをクリックし、次に「開く (Open With)」> 「実行フロー (Execution Flow)」の順に選択します。実行フロー・ビューが開きます。

各スレッドは、多数のメソッド呼び出しで構成されています。メソッドは 縦のストライプで表されており、左から右に向かって進み、スレッドのアクティブな部分は この右から左への進行によって識別されます。

ヒント

関連概念
プロファイル作成ツールの概説
実行フロー・ビューとテーブル

関連タスク
アプリケーションのプロファイルを作成する
Java プロセスを起動する/接続する