ローカル Java プロセスまたはリモート Java プロセスを起動すると必ず、 プロジェクトがプロファイル作成に必要な他のすべてのリソースとともに、 プロファイル・モニター・ビューに表示されます。
プロファイル・モニター・ビューには、 プロファイル作成セッション中に作成される、プロファイル作成リソースが 表示されます。これらのリソースは、プロジェクトがルートとなる、 ツリー形式で編成されています。
プロファイル作成リソースは、どのタイプのプロジェクトまたはフォルダーにも 入れることができます。プロジェクトの場合を除き、プロファイル・オブジェクトは、 ワークベンチ・リソースに直接関係しません。
アプリケーションのプロファイルを作成した後は、図に示すように、 プロファイル・モニター・ビューのどのプロファイル作成リソースからも、 さまざまなプロファイルおよびロギング・ビューを開くことができます。 このビューのリソースの階層レベルによって、 それらのビューに表示される情報のタイプが決まります。たとえば、 エージェントからではなく、モニターからプロファイルおよびロギング・ビューを開くと、 このモニターの下に含まれているすべてのプロファイル作成データの、 グローバルで、集約されたビューが提供されます。モニター・レベルから開いたビューにより、 複数のホスト、プロセス、およびエージェントからデータを見ることができます。
Java プロセスを起動または接続すると、 その Java プロセスの論理表現がプロファイル・モニター・ビューに作成されます。 この表現 (プロセス・オブジェクト) は、関連するエージェントとともにビューに表示される 名前と ID 番号 (PID) の両方によって識別されます。エージェントは ユーザーの Java プロセスからプロファイル作成データを収集し、 これらのデータは分析することができます。
プロファイル・モニター・ビューは、プロファイルおよびロギング・パースペクティブ を選択すると起動されます。 このビューを使用して、 プロファイル作成アクティビティーを管理します。
プロファイル・モニター・ビューには、3 つのグループのコントロールがあります。
このメニューを使用して、ビューに表示されるオブジェクトを選択します。 ビューに表示されるオブジェクトが、階層でのそのオブジェクトの位置に応じて 編成されている点に注意してください。
プロファイル作成に頻繁に使用されるコントロールは、プロファイル・モニター・ビューの 上部付近から選択できます。
これらのコントロールは、オブジェクトを選択し、右マウス・ボタンをクリックして、 アクションを選択することにより獲得できます。使用できるアクションの選択は、 選択されたオブジェクトのタイプによって異なります (たとえば、終了できるのは、 エージェントとプロセスだけです)。
Java プロセスを起動する/接続する についての詳細を参照してください。
プロセスがもはや使用していないメモリーを判別し、
他の使用のためにそれをリサイクルします。 このコントロールは、
と同じです。
オブジェクトのセットの参照を描写します。これは、参照を持つオブジェクトを見つけ、
そのオブジェクトに対しガーベッジ・コレクションが行われなかった理由を探る場合などに役立ちます。
このコントロールは、
と同じです。
Java プロセスを起動する/接続する についての詳細を参照してください。
ユーザーのマシンでローカルに実行されているプロセスも、 リモート・ホストで実行されているプロセスも終了することができます。 プロセスを右マウス・ボタンでクリックし、 「終了 (Terminate)」を選択します。
プロセスが無条件で終了されます。このアクションを元に戻す方法はありません。 その Java プログラムが通常の終了手段として予期している方法が存在する場合には、 その方法を使用してプロセスを終了させることをお勧めします。
プロセスが終了した後、前と同じ条件で再起動することができます。プロセスを 右マウス・ボタンでクリックし、「再起動 (Relaunch)」 を選択します。新規 ID と関連したエージェントを持つプロセスが作成され、 ビューに表示されます。
選択したオブジェクトを選択したビューで開きます。
開いているビューを最新表示します。
プロファイル作成リソースを保管する についての詳細を参照してください。 そのような保管されているリソースをリカバリーするには、 プロファイル作成リソースをインポートする を参照してください。
ローカル・ファイル・システムから、選択したオブジェクトに関する保管済み 情報をロードします。これを使用して、前のプロファイル作成セッション中に 収集されたデータを再作成します。
プロファイル・モニター・ビューを最新表示します。
モニター、ホスト、プロセス・オブジェクト、またはエージェントを削除するには、 それを右マウス・ボタンでクリックしてから、「削除 (Delete)」 を選択します。 ビューだけから削除するか、またはファイル・システムから 削除するかを選択します。 選択された項目は、階層でそれより下にある すべてのオブジェクトと共に削除されます。
特定のモニター、ホスト、プロセス、またはエージェントのプロパティーを表示するには、 それを右マウス・ボタンでクリックしてから、「プロパティー (Properties)」 を選択します。 設定ページが表示されます。
完了したプロセス、終了したエージェント、および関連したモニターは、 変更しても意味がないので変更できません。 それ以外では、 このページで情報を変更した場合、関連したパッケージまたはホストを次回 使用するときにその変更が有効になります。
ここに表示されるプロパティーの多くは、「Windows」> 「設定 (Preferences)」の順に選択しても表示されます。 そのうちの より新しい方のプロパティー設定が優先されます。
プロファイル作成リソースをインポートする/エクスポートする についての詳細を参照してください。
このフィーチャーは、基本の Eclipse システムから継承されます。 これは、templates\.jetproperties XML ファイルを作成します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<jet-settings> <template-container>templates</template-container> <source-container></source-container>
</jet-settings>
このフィーチャーは CVS の使用に関連しており、 基本の Eclipse システムから継承されます。 パッチを処理する を参照してください。
このフィーチャーは CVS の使用に関連しており、 基本の Eclipse システムから継承されます。 CVS を使用して新規プロジェクトを共用する を参照してください。
このフィーチャーは CVS の使用に関連しており、 基本の Eclipse システムから継承されます。 リソースの比較 を参照してください。
このフィーチャーは CVS の使用に関連しており、 基本の Eclipse システムから継承されます。 ワークベンチでリソースを置換する を参照してください。
このフィーチャーは CVS の使用に関連しており、 基本の Eclipse システムから継承されます。 ローカル・ヒストリーから削除されたリソースを復元する を参照してください。
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プロファイル作成ツールの概説
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プロファイル作成コンソール・ビュー
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