ローカル・ヒストリー

ワークベンチ内の編集可能ファイルを保管するたびに、 ワークベンチはそのファイルのローカル・ヒストリーを更新し、行われた変更をログに記録します。 つまり、ファイルのローカル・ヒストリーにアクセスすれば、 前に保管したそのファイルのコピーに戻ることができます (ただし、戻りたい状態が比較的最近のもので、 保管ヒストリーに入っている場合に限ります)。

  1. sampleFile.txt という名前の新規ファイルを作成します。

  2. sampleFile.txt のエディターで、「change1」という行を追加して、そのファイルを保管します。

  3. この操作を繰り返して新規行「change2」を入力し、このファイルをもう一度保管します。
  4. 3 番目の行「change3」を追加し、もう一度保管します。
  5. 「ナビゲーター」ビューのリソースのコンテキスト・メニューから、「置換」>「ローカル・ヒストリー」を選択します。

  6. 「ローカル・ヒストリーからの置換」ダイアログが開いて、そのファイルの前のローカル・ヒストリーが表示されます。 

     ローカル・ヒストリー

    このダイアログの左のペインには、そのファイルのワークベンチのコピーが含まれています。上の図では、 ワークベンチに全 3 行からなるコピー (現在、ワークベンチのエディター・エリアに表示されているものと同じコピー) が含まれていることがわかります。 
     

    ローカル・ヒストリー内の最初の項目 (上記を参照) には、最後に保管されたファイルのコピーが含まれています。 このファイルは、2 行のテキストから成ります。ツリーの最終項目は、このファイルの最初のコピーです。
     

    このダイアログの下部のエリアでは、ワークベンチのファイルとローカル・ヒストリーで選択されたファイルの特定のコピーとの違いを確認することができます。  

  7. ローカル・ヒストリーの (上で示した) 最初の項目を選択します。右のペインには、1 行のテキストが表示されます。 
  8. 置換」をクリックします。 これにより、ワークベンチの sampleFile.txt のコピーが、選択したローカル・ヒストリーの項目で置き換えられます。

  9. sampleFile.txt エディターには、2 つの行が含まれていることを確認してください。 

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