PDE のワークベンチをセットアップするために、デフォルトのワークベンチ・パースペクティブの使用を想定して開始します。 PDE では、代替のパースペクティブを提供して、異なったビューを用意し、ユーザーが必要とするような他のビューのプレースホルダーを定義します (「パッケージ・エクスプローラー」、「階層」、「プラグイン」)。 パースペクティブを変更するには、「ウィンドウ -> パースペクティブを開く -> その他 ...」を使用して、 提供されたリストから「プラグインの開発」を選択します。
PDE は新規パースペクティブに加えて、3 つの新規ビューを提供します。
「エラー・ログ」ビューは、 プラットフォームまたはコードから出された内部エラーを補足します。 開発中はエラーが発生する可能性が高いので、これは役立ちます。 エラーが生成されると、 そのエラーがログ・ビューに追加されるので、それをダブルクリックして詳細に調べることができます。 また、エラーの処理が終了した後、このビューをクリアすることもできます。 同じ情報が .log ファイルにあるワークスペースの .metadata ロケーションに保管されますが、 「エラー・ログ」ビューの方がはるかに便利です。 .log ファイルを再ロードすると、ビューの内容を何時でも復元できることに注意してください。 エントリーは発生の逆順 (最新のものが最初) で保管され、 エントリーの詳細を見るには「プロパティー」ダイアログを立ち上げることができます。
エラーによっては階層になっている可能性があります。 つまり、複合問題には汎用エントリーがあり、さらにいくつかの子エントリーが個々の問題を詳細にリストしている場合があります。
「プラグイン・レジストリー」ビューには、 プラグインが実行されているインスタンスのプラグイン・レジストリーの読み取り専用ビューが表示されます。 このビューは、ランタイム・ワークベンチ・インスタンス内で、 プラグインが開始したかどうか、プラットフォームで認識されるプラグイン ART ファイル (拡張、拡張ポイント、ライブラリーなど) は何かを見るのに役立ちます。 「レジストリー」ビューで選択されているオブジェクトの詳細なプロパティーは、「プロパティー」ビューに表示されます。
レジストリーは、デフォルトでは、PDE パースペクティブに表示されません。 レジストリーを見るには、「ウィンドウ -> ビューの表示 -> その他 ... 」を選択してから、 「ビューの表示」ダイアログの「PDE ランタイム」カテゴリーから「プラグイン・レジストリー」を選択します。 これはテストのために起動したインスタンスでなく、開発のために使用するインスタンスで行うことを覚えておいてください。