それぞれのパーサーは、抽象クラス org.eclipse.hyades.logging.parsers.Parser のサブクラスで、 抽象クラスと同じパッケージの一部です。その名前は、解析されるログのタイプと ログを生成する製品を識別します。
ログ・アナライザーは、以下のパーサー・クラスを使用します。
それぞれのパーサーは、ログの内容を調査するための解析メソッドを持っています。 パーサーは、ログ内のレコードごとに、共通ベース・イベント・クラスの内容を設定します。 さらに、書き込みメソッドを使用して、共通ベース・イベントの配列を、 クラス・インターフェース ILogger に渡します。
注: ILogger に書き込まれる共通ベース・イベントはリセットし、 再使用することができます。
それぞれのパーサーは、次のパラメーターでログを解析するために 呼び出される解析メソッドを持っています: ILogger logger
ILogger logger パラメーターは、共通ベース・イベントの配列が 書き込まれるロガーを識別します。
パーサーはコードのフラグメントで呼び出されます。たとえば、次のようになります: logParser.parse(ILogger);
以下のコード例に示すように、parser.setUserInput(hashtable テーブル) API により、 パーサーの構成を設定することができます:
Hashtable parameters = new Hashtable(); parameters.put("file_path", "C:\\myLogFile.log"); parser.setUserInput(parameters);
parser.setUserInput() メソッドは、パーサーに指定したい情報を提供するために 呼び出されます。現在、このスーパークラス・メソッドは、解析するログ・ファイルの パスと名前を処理します。サブクラスはこのメソッドを指定変更して、 ユーザーが指定したい追加情報を処理します。
関連概念
共通ベース・イベント・モデル
関連タスク
ログ・パーサーと相関関係子の作成ガイド
分析エンジンの作成ガイド
関連参照
共通ベース・イベント・モデルの記述
共通ベース・イベント XML スキーマ仕様
JSR-047 と共通ロギング・サポート
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2003. All Rights Reserved.