Java エレメントの移動およびコピー

このセクションでは、リファクタリングを使用して Java パッケージ間でリソースを移動します。  リファクタリング・アクションは、コードの構造を、その意味上の振る舞いを変更しないまま変更することができます。

  1. 「エクスプローラー」ビューで test パッケージから MyTestCase.java ファイルを選択し、それを junit.samples パッケージ内にドラッグします。 (ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることは、 ファイルを選択してコンテキスト・メニューから「リファクタリング」>「移動」を選択するのと同等です。)
  2. 移動するファイルへの参照を更新するかどうかの選択を求められます。 一般には、これを行ってコンパイル・エラーを回避します。 「プレビュー」ボタンを押して、移動した結果行われる変更のリストを参照できます。
  3. 終了」を押します。ファイルが移動され、新しいロケーションを反映するようにそのパッケージ宣言が変更されます。

    junit.samples パッケージに移動したファイル

  4. MyTestCase.java ファイルを選択し、それを JUnit プロジェクトのルート・ディレクトリー内にドラッグします。 再度ダイアログがポップアップし、ユーザーが変更をプレビューすることを決定できます。 「OK」(またはプレビュー・ウィンドウの「終了」) を押すと、 クラスを含むデフォルト・パッケージが作成されて、パッケージ宣言が除去され、 デフォルト・パッケージのファイルの位置が反映されます。 ファイルをデフォルト・パッケージに移動すると、システムはさらに警告ダイアログをポップアップし、デフォルト・パッケージへの移動時に参照が更新されることをユーザーに示します。 デフォルト・パッケージにファイルを移動したときにダイアログが表示されないようにするには、 「このメッセージをもう表示しない」チェック・ボックスをチェックしてください。

    デフォルト・パッケージに移動したファイル

コンテキスト・メニューはドラッグ・アンド・ドロップの代わりに使用できます。  メニューを使用するときは、前述の参照の更新オプションの選択に加えて、「移動」ダイアログでターゲット・パッケージを指定する必要があります。

  1. MyTestCase.java ファイルを選択して、そのコンテキスト・メニューから「リファクタリング」>「移動」を選択します。
  2. 「移動」ダイアログで階層を展開して、そのリソースのロケーションとして可能な新規のロケーションをブラウズします。 junit.samples パッケージを選択して、次に「OK」をクリックします。 クラスが移動され、そのパッケージ宣言が新しいロケーションに更新されます。

    「移動先」ダイアログ

関連概念

Java ビュー
リファクタリング・サポート

関連タスク

リファクタリング
Java エレメントのコピーおよび移動
フォルダー、パッケージ、およびファイルの移動

関連参照

リファクタリング・アクション
「リファクタリング」ウィザード
リファクタリング設定

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