事前に作成された文書の索引

ユーザーが製品のヘルプ目次を検索する場合、検索は文書の索引内で実行されます。  デフォルトではこの索引は、ヘルプ検索を最初に呼び出したときに作成されますが、 事前に作成してユーザーに製品とともに渡すこともできます。   これにより、ユーザーのマシンで索引作成を行うことを避けて、 ユーザーが最初の検索結果をより速く取得することができます。

製品の索引作成

索引を作成するには、次のステップを実行します。

たとえば、次のコマンドを実行したとします。

eclipse -nosplash -application org.eclipse.help.indexTool -vmargs -DindexOutput=d:/build/com.my.plugin -DindexLocale=en

すると、ファイル doc_index.zipd:/build/com.my.plugin のもとに作成される nl/en ディレクトリーに保存されます。この zip には、 ユーザーが製品を en ロケールで実行するときに使用できる文書の内容の索引が含まれます。 

事前に作成された索引のパッケージ化とインストール

事前に作成された索引である doc_index.zip ファイルは、プラグインとしてパッケージ化する必要があります。  1 次フィーチャーに関連したプラグインを使用するか、 または各言語の索引を別々のフラグメントにパッケージ化することができます。

たとえば、製品の文書をたとえば英語とドイツ語など、2 つの言語から選択可能な場合、 プラグイン com.my.plugin は次の構造を持つことができます。
com.my.plugin/
plugin.xml
nl/
de/
doc_index.zip
en/
doc_index.zip
このプラグインの別ファイル

プラグインの ID は、org.eclipse.help プラグインの productIndex 設定として指定する必要があります。  上記の例のプラグインでは、plugin_customization.ini ファイルに次のエントリーを含める必要があります。
org.eclipse.help/productIndex=com.my.plugin


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