外部通信を構成する
他のホストからエージェント・コントローラーが見えるようにするためには、
エージェント・コントローラーをリモートに接続できる装置を開く必要があります。
この接続は、デプロイメント・ホスト上の単一ポートを
使用して確立されます。 デフォルトにより、このポート番号は 10002 で、
構成ファイルの serviceconfig.xml に指定されます。ただし、エージェント・コントローラーの
インストール中にセキュリティーが使用可能にされた場合は、セキュア・ポート
として別のポートを構成ファイルに指定する必要があります。 このポートは、
セキュア接続にのみオープンされ、エージェント・コントローラーの
セキュリティーが使用可能になっている場合のみ使用可能となります。
エージェント・コントローラーに別のポートを指定する
構成ファイル内の AgentControllerConfiguration エレメントの
port 属性を変更することにより、エージェント・コントローラーによって
別のポートが使用されることを指示することができます。
以下のステップに従ってください。
- 構成ファイル serviceconfig.xml を見つけます。関連タスクを参照してください。
- エディターを開き、以下の XML フラグメントを探します。
<AgentControllerConfiguration
version="5.0.0" activeConfiguration="default"
loggingLevel="WARNING"
loggingDetail="LOW" port="10002" securePort="10003">
- port 属性の値を、エージェント・コントローラーで使用するポート番号に変更します。
注:
- ポート番号が管理者によって変更された場合、ワークベンチの
「プロファイルとロギング 」優先設定ページでもそのポート番号を
反映する必要があります。そうしないと、エージェント・コントローラーが
デプロイメント・ホスト上で実行されていないように見えます。
関連タスクを参照してください。
- エージェント・コントローラーがファイアウォール経由で接触される場合、
システム管理者は、構成されている両方のポートに
テスト・クライアントから到達できることを確認する必要があります。
- 構成ファイルにセキュア・ポートを指定することは、
エージェント・コントローラーのインストール処理中に
セキュリティーを使用可能にしたことを示します。
関連タスク
構成ファイルを見つける
エージェント・コントローラーを管理する
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