メモリー集中型のクラスを識別する

プログラムのメモリーを大量に消費するクラスを識別して、除去または変更することにより、 プログラムのパフォーマンスを大幅に改善することができます。 クラス統計ビューを使用して、 これらのクラスを識別することができます。

以下のステップに従ってください。

  1. 実行フロー情報の収集が使用可能になっていることを確認します。 この操作はプロファイルを作成するアプリケーションを起動、または そのアプリケーションに接続したときに行います。 プロファイル作成オプションの 「アプリケーションが遅すぎる (My application is too slow)」 を選択し、次に詳細オプションから 「実行フローのグラフィカル詳細の表示 (Show Execution flow graphical details)」 を選択します。 
  2. プロファイル・モニター・ビューで、該当するプロファイル作成リソースを選択します。
  3. 右マウス・ボタンをクリックし、「開く (Open With)」> 「クラス統計 (Class Statistics)」の順に選択します。  選択されたビューが開きます。 
  4. アクティブ・サイズ例と合計サイズ列がビューに表示されていることを確認します。  表示されていない場合は、右マウス・ボタンをクリックし、 「列の選択 (Choose Columns)」を選択します。  「アクティブ・サイズ (Active Size)」と 「合計サイズ (Total Size)」の両方にチェックマークを付けます。  上部の方向に移動するには、「上へ (Up)」をクリックします。
  5. どのクラスの合計サイズが一番大きいか注意して見てください。 それらが最もメモリー集中型のクラスです。 アクティブ・サイズ列を使用して、 まだガーベッジ・コレクションが行われていないインスタンスの合計サイズを確認してください。 (列をソートするには、その列のタイトルをクリックしてください)。

関連概念
プロファイル作成ツールの概説
統計ビュー

関連タスク
アプリケーションのプロファイルを作成する
Java プロセスを起動する/接続する


 
 

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