オンライン・ヘルプ・システムにより、システム・ドキュメンテーションの参照、検索、および印刷が可能です。 ドキュメンテーションは、本に類似した一連の情報で編成されています。 ヘルプ・システムには、キーワードによって必要な情報を検索するテキスト検索機能や、作業中の特定の機能について情報を検索するコンテキスト・ヘルプもあります。
ワークベンチで「ヘルプ」ビューを使用するか、または外部のヘルプ・ブラウザー・ウィンドウ内で、ヘルプ・システムと対話することができます。
ワークベンチで「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択して最初にヘルプ・ブラウザーを開いたときに、ヘルプ・ウィンドウに表示される最初のビューをコンテンツと呼びます。 コンテンツには、製品に関するドキュメンテーションのさまざまなグループが表示されます。 リンクのいずれかをクリックすると、一連のドキュメンテーションのナビゲーション・ツリーが展開されます。 ツリーをブラウズし、トピックをクリックすると、それらが表示されます。
オンライン・ヘルプで特定の情報を検索したい場合、「検索」を使用します。 ヘルプ・システムは、情報セット全体を検索するか、またはその一部を検索して、指定された基準に一致するトピックを見つけます。
「ヘルプ」ビューを開くには、「ヘルプ」>「ダイナミック・ヘルプ (Dynamic Help)」を選択するか、またはワークベンチで「 ヘルプ」>「検索」を選択します。「ヘルプ」ビューが開いて、「関連トピック」または「検索ページ」に移動します。 「ヘルプ」ビューの下端にあるリンクを使用して、他のページに移動することもできます。 トピックをブラウズし、リンクをクリックすると、それが表示されます。
タスクを処理していて、分からないインターフェースがあった場合、コンテキスト・ヘルプを使用します。
クリックするか、またはタブ・キーを使用して、目的のインターフェース・ウィジェットにフォーカスを合わせ、F1
を押してください (GTK+ で Ctrl+F1
、または Carbon で Help
キー)。
「ヘルプ」ビューに、フォーカスが置かれたウィジェットの解説が表示され、関連トピックが一覧で示されます。
「ヘルプ」ビューを開いたままにして、他のインターフェース・エレメントにフォーカスを置くと、それに関する解説を見ることができます。
ウィザードや設定などのダイアログでの作業中に、コンテキスト・ヘルプを要求すると、ダイアログの隣の小さなウィンドウにヘルプ・ビューが表示されます。
コンテキスト・センシティブな情報を表示する代わりの方法として、infopop があります。
ヘルプの設定ページを使用して、「ヘルプ」ビューではなく infopop の使用を選択し、コンテキスト・ヘルプを表示することができます。
F1
といったコンテキスト・ヘルプ・キーが構成済みの場合、インターフェースに関する情報を示す infopop が開き、場合に応じて詳細へのリンクも用意されています。
注: 一部の KDE のインストール・システムでは、Ctrl+F1 は「デスクトップ 1 への切り替え (Switch to Desktop 1)」に対するキー・バインディングです。 コンテキスト・ヘルプを KDE 上の GTK+ で機能させるには、そのバインディングを除去する必要があります。 「4 修飾キーに対する KDE のデフォルト (KDE Default for 4 Modifier Keys)」のキー・バインディング・スキームを使用してみてください。