フォントおよび色の変更
デフォルトでは、ワークベンチは、オペレーティング・システムが提供するフォントと色を使用します。
ただし、いくつかの方法でこの振る舞いをカスタマイズできます。
フォント
ワークベンチを使用すると、次のフォントを直接構成することができます。
- バナー・フォント
- PDE エディター、ウェルカム・ページ、および多くのウィザードのタイトル・エリアに使用されます。
例えば「新規プロジェクト」ウィザードでは、上部タイトルにこのフォントが使用されます。
- ダイアログ・フォント
- ダイアログのウィジェットに使用されます。
- ヘッダー・フォント
- セクション見出しとして使用されます。
例えば、Eclipse プラットフォーム用の「ようこそ」ページでは、上部タイトルにこのフォントを使用します。
- テキスト・フォント
- テキスト・エディターで使用されます。
- CVS コンソール・フォント
- CVS コンソールで使用されます。
- 無視するリソース・フォント
- CVS から無視されるリソースを表示するために使用します。
- 発信変更のフォント
- CVS での発信変更を表示するために使用します。
- コンソール・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- デバッグ・コンソールで使用されます。
- 詳細ペインのテキスト・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- デバッグ・ビューの詳細ペインで使用されます。
- 「メモリー」ビュー・テーブル・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- 「メモリー」ビューのテーブルで使用されます。
- Java エディター・テキスト・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- Java エディターで使用されます。
- プロパティー・ファイル・エディター・テキスト・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- プロパティー・ファイル・エディターで使用されます。
- 比較テキスト・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- テキストの比較/マージ・ツールで使用されます。
- Java 比較テキスト・フォント (デフォルトではテキスト・フォントになる)
- Java の比較/マージ・ツールで使用されます。
- Java プロパティー・ファイル比較テキスト・フォント (デフォルトではプロパティー・ファイル・エディター・テキスト・フォントになる)
- Java プロパティー・ファイルの比較/マージ・ツールで使用されます。
- パーツ・タイトルのフォント (デフォルトではプロパティー・ファイル・エディター・テキスト・フォントになる)
- ビュー・タイトルおよびエディター・タイトルに使用されます。注:
ワークベンチが進行状況を表示するためにこのフォントの太字バージョンとイタリック・バージョンを使用するため、
このフォントは太字およびイタリックにしないことをお奨めします。
- ビュー・メッセージ・フォント (デフォルトではプロパティー・ファイル・エディター・テキスト・フォントになる)
- ビュー・タイトル・バー (存在する場合) のメッセージに使用されます。
これらのフォントを変更するには、次のようにします。
- メインメニュー・バーで、「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
- 「一般」>「外観」カテゴリーを展開して、「色とフォント」を選択します。
- 変更したいフォントを選択します。
- 「変更」をクリックします。
- 開いたダイアログを使用してフォントを選択します。
- 「OK」をクリックします。
注:「システム・フォントの使用」をクリックして、フォントを
オペレーティング・システムが選択する適切な値に設定することもできます。
例えば、Windows では、「画面のプロパティー」コントロール パネルで選択したフォントを使用します。
他のフォントを使用するプラグインでも、カスタマイズ可能なように設定の項目が提供されています。
例えば、Java 開発ツールでは、Java エディターによって使用されるフォントを制御する設定を提供しています
(「色とフォント」>「Java」>「Java エディター・テキスト・フォント」 )。
上記に加えて、テキストの中には常にシステム・フォントで表示されるものがあります。
例えば、ナビゲーター・ツリーは常にこれを行います。
これらのエリアで使用されるフォントを変更するには、オペレーティング・システムが提供する構成ツールを使用することができます
(例えば、Windows の「画面のプロパティー」コントロール パネル、または Motif の .Xdefaults ファイル)。
色
ワークベンチで、エラー・テキストとハイパーリンク・テキストの表示に使用する色を設定するには、次のようにします。
- メインメニュー・バーで、「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
- 「一般」>「外観」カテゴリーを展開して、「色とフォント」を選択します。
- ツリー表示内の変更したい色を選択し、右側のカラー・バーをクリックします。
- 開いたダイアログを使用して色を選択します。
- 「OK」をクリックします。
他の色を使用するプラグインでも、カスタマイズが可能なように設定の項目が提供されています。
例えば、検索サポートでは、潜在的な一致を表示するのに使用する色を制御する設定を提供します
(「一般」>「検索」>「潜在的な一致の前景色」)。
一般的には、ワークベンチではオペレーティング・システムが選択する色を使用します。
これらの色を変更するには、システムによって提供される構成ツールを使用することができます
(例えば、Windows の「画面のプロパティー」コントロール パネル、または Motif の .Xdefaults ファイル)。

Eclipse のフォントと色