サンプル - マルチページ・エディター

概要

 マルチページ・エディターのサンプルでは、.mpe 拡張子の付いたファイル用のエディターが追加されています。 ここでは、アクション・バーにエントリーを追加できるエディターとページ・コントリビューターの両方を定義することで、複数ページを使用するエディターを作成する方法が示されます。

サンプルの実行

マルチページ・エディターのサンプルの使用を開始するには、.mpe 拡張子を付けた新規のファイルを作成します。  ファイルを選択し、ポップアップ・メニューを表示し、「アプリケーションから開く」メニューを選択してサブメニューから「マルチページ・エディター・サンプル (Multi Page Editor Example)」メニュー項目を選択します。 次に、別のタブを選択すれば、別のエディターを選択することができます。

新規 mpe ファイルの作成

拡張子 .mpe の付いた新規ファイルを作成します。 ファイル・メニューから「新規」を選択し、 次に、サブメニューから「その他...」を選択します。  ウィザードで「シンプル」をクリックし、左側のリストで「ファイル」を選択します。  「次へ」をクリックして、ファイル名 (拡張子を必ず .mpe にする) およびファイルの収容先のフォルダーを指定します。
 

詳細

 「マルチページ・エディター・サンプル (Multi Page Editor Example)」には、カスタム・ページ・コントリビューターを使ってマルチページ・エディターを作成する方法が示されます。

「マルチページ・エディター・サンプル (Multi Page Editor Example)」は、文書コントリビューター (MultiPageContributor) とエディター (MultiPageEditor) の 2 つの拡張機能で構成されています。 文書コントリビューターは、org.eclipse.ui.part.MultiPageEditorActionBarContributor のサブクラスであり、setActivePage メソッドの呼び出し時にエディターに追加されるアクションを定義します。 エディターは、pageChange メソッドによって活動化を処理される (その後、このメソッドによってコントリビューターに setActivePage が送信される) 3 ページを作成する org.eclipse.ui.part.MultiPageEditorPart です。 この 2 つのクラスは、直接相互に参照しあうことはありません。plugin.xml 内で contributorClass タグを使って、エディター用のコントリビューターが設定されます。