自動更新スケジューラー

Eclipse 更新は、ユーザーによる支援なしで、定期的にインストール済みのフィーチャーの更新を検索します。 この検索を実行する方法は、設定ページを使用してユーザーが構成可能です。 ユーザーは、スケジューリングおよびダウンロードのオプションを構成することができます。

スケジューリング・オプション

Eclipse を基にした製品が開始すると毎回、更新スケジューラー・プラグインが、 選択されたスケジューリングを基にして活動化されます。 ユーザーは以下の中から選択できます。

* アプリケーションがアクティブであることを前提とします。 スケジュールされた時刻にアプリケーションがアクティブでなく、検索の期限を過ぎてしまった場合、 次の始動時にただちに開始します。

ダウンロード・オプション

スケジューリング・オプションは、自動検索がいつ発生するかについて定義しますが、 検索の予定時刻に実際に何が起こるかは定義しません。 ダウンロード・オプションは、この振る舞いを制御します (このオプション・セットは、自動検索がオフになっているときは使用不可です)。 ユーザーは以下の中から選択できます。

両方の場合とも、更新スケジューラーは、スケジューリング・オプションを基にした予定 の時刻にバックグラウンドで実行される検索ジョブを作成、および開始します。 更新が検出されなかった場合は、メッセージはありません。 更新があった場合、その振る舞いは、選択されたダウンロード・オプションによって決まります。

検索および通知

検索のみが選択された場合は、メッセージ・ボックスが開いて、新規更新が検出されたことを ユーザーに通知します。

この製品の新規更新が検出されました。ダウンロードしますか?

「はい」「いいえ」

「はい」を押すと、更新ウィザードが開いて、検出された更新をリスト表示します。 同じウィザードは、「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>「検索とインストール」を使用して 手動で更新の検索が開始されたときにも使用されます。

「いいえ」を押した場合は、ダイアログが閉じて更新は無視されます。

新規更新のダウンロード

2 番目のオプションが選択された場合 (自動的に更新をダウンロード)、 検索ジョブは以前のようにスケジュールされますが、新規更新が検出されると即時にダウンロードが開始されます。 すべてのフィーチャーが一時的スペース内に正常にダウンロードされると、別のメッセージ・ボックスが表示されます。

新規更新が検出されダウンロードされました。 インストールしますか?

「はい」「いいえ」

「いいえ」を押すと、ダイアログが閉じて、一時的スペース内のすべてのデータは削除されます。 「はい」を押すと、インストールが開始されます (進行モニターのみが表示されます - ウィザードはありません)。

ダウンロードされたフィーチャーをインストールしないという選択をし、後で更新のために 「検索とインストール」ウィザードを起動すると、サーバー上により新しいバージョンがあるか、または Eclipse を再始動していない限り、ダウンロード済みファイルが再利用されます (キャッシュされています)。

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