「ナビゲーター」ビュー

このビューは、ワークベンチ内にあるリソースの階層ビューを表示します。

次の図に、「ナビゲーター」ビューの外観を示します。

「ナビゲーター」ビュー

 

ツールバー

戻る

このコマンドは、現在の表示の直前に表示されていた階層を表示します。 例えば、リソースに対して「次へジャンプ」した場合、結果表示の中の「戻る」コマンドは、「次へジャンプ」コマンドを活動化した場所と同じ階層の表示に戻ります。 このボタンの吹き出しヘルプには、移動先が表示されます。 このコマンドは Web ブラウザーの「戻る」ボタンと同様です。

進む

このコマンドは、現在の表示の直後に表示されていた階層を表示します。例えば、「戻る」コマンドを選択した直後に、 結果表示の「進む」コマンドを選択すると、「戻る」コマンドを活動化した場所と同じ階層の表示に戻ります。  このボタンの吹き出しヘルプには、移動先が表示されます。 このコマンドは Web ブラウザーの「進む」ボタンと同様です。

上へ

このコマンドは、現行の最も高いレベルのリソースの親階層を表示します。 このボタンの吹き出しヘルプには、移動先が表示されます。

すべて縮小表示

このコマンドは、ビューのすべてのリソースのツリー展開状態を縮小表示します。

エディターにリンク

このコマンドは、「ナビゲーター」ビューの選択がアクティブ・エディターにリンクされるかどうかを切り替えます。 このオプションが選択されていると、アクティブ・エディターを変更した場合、ナビゲーターの選択が編集中のリソースに自動的に更新されます。


メニュー

黒い逆三角形のアイコンをクリックすると、「ナビゲーター」ビューに固有の項目のメニューが開きます。 コンテキスト・メニューを開くには、ビュー内で右マウス・ボタン・クリックします。  

ワーキング・セットの選択

「ナビゲーター」ビューのワーキング・セットを選択するための「ワーキング・セットの選択」ダイアログを開きます。

ワーキング・セットの選択解除

現在のワーキング・セットを選択解除します。

アクティブなワーキング・セットの編集

現行ワーキング・セットを変更するための「ワーキング・セットの編集」ダイアログを開きます。

ソート

このコマンドは、選択されたスキーマに従って「ナビゲーター」ビュー内のリソースをソートします。

フィルター

このコマンドを使用すると、フィルターを選択してビューに適用できます。これによって、必要に応じてさまざまなリソースを表示、または非表示にできます。  リストで選択したファイル・タイプは、ナビゲーターには表示されません。 次の図に、「ファイル・フィルター (file filters)」ダイアログの外観を示します。

「フィルター (Filters)」ダイアログ

エディターにリンク

上記のツールバー項目の説明を参照してください。


「ナビゲーター」ビュー・メニューにはこれらのメニュー項目に加え、ビューで指定された最新使用ワーキング・セットのリストが表示されます。


コンテキスト・メニュー

新規

このコマンドにより、ワークベンチ内に新しいリソースを作成することができます。 サブメニューから、作成するリソースのタイプを選択します。

次へジャンプ

このコマンドは、「ナビゲーター」ビューに新しい階層を (その内容として) 選択されたリソースの子とともに表示します。   例えば、プロジェクトに「次へジャンプ」を選択すると、ナビゲーターはそのプロジェクトの即時ファイルとフォルダーに焦点を戻します。

開く

このコマンドは選択されたリソースを開きます。  そのリソースがエディターと関連したファイルの場合は、ワークベンチは関連した内部エディター、外部エディター、または ActiveX エディターを起動し、そのエディターでそのファイルを開きます。

アプリケーションから開く

このコマンドを実行すると、選択されたリソースのデフォルト・エディター以外のエディターを開くことができます。   サブメニューからエディターを選択して、リソースを開くために使用するエディターを指定します。

コピー

このコマンドは、選択されたリソースをクリップボードにコピーします。

貼り付け

このコマンドは、選択されたプロジェクトまたはフォルダーにクリップボード上のリソースを貼り付けます。 リソースが選択されている場合、クリップボード上のリソースは選択されたリソースの兄弟として貼り付けられます。

削除

このコマンドは、選択されたリソースをワークスペースから削除します。

移動

このコマンドは選択されたリソースを他のロケーションに移動します。 リソースを移動するための宛先ロケーションを指定するように求めるダイアログが表示されます。   

名前変更

このコマンドを実行すると、選択されたリソースに新しい名前を指定できます。

インポート

このコマンドは、「インポート」ウィザードを開き、リソースをワークベンチにインポートできるようにします。

エクスポート

このコマンドは、「エクスポート」ウィザードを開き、リソースを外部ロケーションにエクスポートできるようにします。

更新

このコマンドは選択されたリソースとその子のワークベンチのビューを更新します。 例えば、ワークベンチ外部の既存のプロジェクトに新規ファイルを作成し、 そのファイルを「ナビゲーター」ビューに表示したい場合に使用されます。

プロジェクトを閉じる

「プロジェクトを閉じる」コマンドは、開いたオブジェクトが選択されている場合に表示されます。 このコマンドは、選択されたプロジェクトを閉じます。

プロジェクトを開く

「プロジェクトを開く」コマンドは、閉じたプロジェクトが選択されている場合に表示されます。 このコマンドは、選択されたプロジェクトを開きます。

チーム

チーム・サブメニュー内のメニュー項目は、バージョン管理に関連しており、プロジェクトに関連付けられたバージョン管理システムによって決定されます。 Eclipse は、バージョン管理の対象となっていないプロジェクトに対して、特別のメニュー項目「 プロジェクトの共用...」を提供しています。 このコマンドはウィザードを提供し、ユーザーは、Eclipse に追加されているどのバージョン管理システムともプロジェクトを共用することを選択することができます。 Eclipse は、CVS のサポートと一緒に提供されます。

比較

「比較」サブメニューのコマンドを実行すると、次のタイプの比較の 1 つが行えます。

比較のタイプを選択したら、 比較エディターか入力ダイアログのいずれかが表示されます。 比較エディターでは、比較されているリソース間のさまざまな変更点を参照し、コピーすることができます。   比較ダイアログでは、変更の参照のみが行えます。  

置換

「置換」サブメニューのコマンドにより、選択されたリソースを、 ローカル・ヒストリーからの別の状態に置き換えることができます。 プロジェクトがバージョン管理の対象となっていると、 バージョン管理システムからも追加の項目が提供される場合があります。

プロパティー

このコマンドは選択されたリソースのプロパティーを表示します。表示されるプロパティーの種類は、 どのタイプのリソースを選択したかによって異なります。リソース・プロパティーには、次のものが組み込まれます (ただし、これに限定されません)。

関連概念
CVS によるチーム・プログラミング
3 方向比較
リンクされたリソース

関連参照
比較エディター