現行構成のインスペクション

「Eclipse プラットフォームのバージョン情報」ダイアログ (「ヘルプ」>「Eclipse プラットフォームのバージョン情報」) では、製品内に構成されるフィーチャーとプラグインについて多くの重要な情報を表示します。 現行構成についての詳細情報をさらに探すには、以下のようにします。

  1. 「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>「構成の管理」とクリックして、 更新構成マネージャーを開きます。 これにより、「製品構成」ダイアログが開きます。
  2. 「製品構成」ダイアログで、ルート・ノード (現行構成) を展開します。  項目の最初の層には、フィーチャーとプラグイン用のファイルが保管されている、ローカル・コンピューター上のロケーションがあります。 通常の製品では、すべてのフィーチャーは単一のディレクトリー・サブツリーにインストールされています。 しかし、他の製品の拡張としてインストールされているフィーチャーは、 通常、別のディレクトリー・サブツリーにあります。
  3. ロケーションを拡張して、そこにインストールされているフィーチャーのバージョンを見ます。
  4. フィーチャーがネストしている場合は、親フィーチャーに組み込まれている 子フィーチャーを示します。ネストされたフィーチャーは 1 つの単位として動作します。
  5. フィーチャー・バージョンを選択し、「プロパティーの表示」をクリックして、 選択されたフィーチャーの詳細情報を表示する「プロパティー」ダイアログを開きます。
  6. 「製品構成」ダイアログのツールバーの「使用不可フィーチャーの表示」フィルターをクリックします。 ここで使用不可のフィーチャーのバージョンが表示されます (何もないかもしれません)。 使用不可のフィーチャーのバージョンとは、 ローカル・コンピューターにインストール済みだが、現行構成から除外されているものです。 指定したフィーチャーの少なくとも 1 つのバージョンが、指定した構成内に現れる可能性があります。 通常は、低いバージョン番号を持つものは、使用不可の状態にあります。
  7. フィーチャーの「プロパティー」ダイアログで、「状況」をクリックし、 選択したフィーチャーがパッケージどおりに正確に構成されているかを検討します。 状況には、フィーチャーのプラグインが異なったバージョンで現れているとき、 あるいは、他のフィーチャーが提供するように期待されている前提プラグインが欠落していて、使用不可になっているときを示します。

このダイアログで、前のインストール構成に戻る、インストール・ヒストリーを表示する、 あるいは他の Eclipse 製品拡張を追加することも可能です。 製品拡張は、Eclipse インストールと同様のファイル・レイアウトを持つローカル・フォルダーですが、(.eclipseproduct の代わりに) .eclipseextension マーカーを持っています。 製品拡張を追加した場合は、追加した拡張内に重複フィーチャーがないことを確認してください。

インストール・ウィザードを使用して、ユーザーが選択したロケーションへフィーチャー をインストールしたときは、そのロケーションが自動的に Eclipse 製品拡張になります。

関連概念
フィーチャー

関連タスク
更新マネージャーで新規フィーチャーをインストール
更新マネージャーでフィーチャーを更新
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