リソース・フィルター拡張を使用すると、プラグインにより、 リソース・ナビゲーター・ビューのファイル・タイプをフィルター操作するために役立つフィルターを定義することができます。 この拡張は、ワークベンチ内で表示したくない、またはユーザーによって操作されたくない内部プラグイン情報を表示するため、 特殊なファイル・タイプが使用される場合に役立ちます。
ワークベンチは、リソース・ナビゲーターから .metadata などの内部ファイルを除外するために、 ".*" のパターンをフィルター操作します。同様に、JDT プラグインは、 "*.class" ファイルをフィルター操作して、コンパイル済みクラスを非表示します。
リソース・フィルター拡張のマークアップは単純です。 以下は、ワークベンチ plugin.xml からの例です。
<extension point="org.eclipse.ui.ide.resourceFilters"> <filter selected="false" pattern=".*"> </filter> </extension>
フィルターは、リソース・ナビゲーターのローカル・プルダウン・メニューを使用して使用可能にすることができます。
プラグインは、filter pattern を宣言するだけではなく、selected 属性を使用して、 リソース・ナビゲーターでフィルターを使用可能にするかどうかを指定することができます。 この属性によって決定されるのは、フィルター・パターンの初期状態のみです。 ユーザーは、どのフィルター・パターンをアクティブにするのかを制御することができます。