外部ツールによって、ワークベンチを使用してプログラム、バッチ・ファイル、Ant ビルド・ファイルなどを構成して実行できます。 これらの外部ツール構成を保管して、後で実行することができます。
外部ツールからの出力は、「コンソール」ビューに表示されます。
外部ツールは、プロジェクトのビルド・プロセスの一部として追加することができます。 これらの外部ツールは、プロジェクトがビルドされるたびに指定された順序で実行されます。
以下の変数は、外部ツールを構成するときに使用できます。 これらの変数は、外部ツールが実行されるたびに自動的に拡張されます。
${workspace_loc} - システムのハード・ディスク上にある Eclipse のワークスペース・ディレクトリーの絶対パス。
${workspace_loc:<resource path>} - システムのハード・ディスク上にある指定リソースの絶対パス。 <resource path> は、ワークスペース・ルートに関連するリソースの絶対パスです。 例えば、${workspace_loc:/MyProject/MyFile.txt} のようになります。 MyProject のプロジェクトのコンテンツ・ディレクトリーがワークスペース・ディレクトリーの外側にある場合、 この変数の展開結果は、${workspace_loc}/MyProject/MyFile.txt と同じではないことに注意してください。
${project_loc} - システムのハード・ディスク上にある、 選択されているリソースのプロジェクトまたは外部ツールがビルドの一部として実行される場合にビルドされるプロジェクトの絶対パス。
${project_loc:<resource path>} - システムのハード・ディスク上にある、指定リソースのプロジェクトの絶対パス。 <resource path> は、ワークスペース・ルートに関連するリソースの絶対パスです。 例えば、${workspace_loc:/MyProject/MyFile.txt} のようになります。 MyProject のプロジェクトのコンテンツ・ディレクトリーがワークスペース・ディレクトリーの外側にある場合、 この変数の展開結果は、${workspace_loc}/MyProject と同じではないことに注意してください。
${project_loc} - システムのハード・ディスク上にある、選択されているリソースの親 (フォルダーまたはプロジェクト) の絶対パス。
${project_loc:<resource path>} - システムのハード・ディスク上にある、指定リソースの親 (フォルダーまたはプロジェクト) の絶対パス。 <resource path> は、ワークスペース・ルートに関連するリソースの絶対パスです。 例えば、${workspace_loc:/MyProject/MyFolder/MyFile.txt} のようになります。 MyProject のプロジェクトのコンテンツ・ディレクトリーがワークスペース・ディレクトリーの外側にある場合、 この変数の展開結果は、${workspace_loc}/MyProject/MyFolder と同じではないことに注意してください。
${resource_loc} - システムのハード・ディスク上にある、選択されているリソースの絶対パス。
${resource_loc:<resource path>} - システムのハード・ディスク上にある、指定リソースの絶対パス。 <resource path> は、ワークスペース・ルートに関連するリソースの絶対パスです。 例えば、${workspace_loc:/MyProject/MyFile.txt} のようになります。 MyProject のプロジェクトのコンテンツ・ディレクトリーがワークスペース・ディレクトリーの外側にある場合、 この変数の展開結果は、${workspace_loc}/MyProject/MyFile.txt と同じではないことに注意してください。
${project_path} - ワークスペース・ルートに関連する、選択されているリソースのプロジェクト、 または外部ツールがビルドの一部として実行されている場合にビルドされるプロジェクトの絶対パス。
${project_path} - ワークスペース・ルートに関連する、選択されているリソースの親 (フォルダーまたはプロジェクト) の絶対パス。
${resource_path} - ワークスペース・ルートに関連する、選択されているリソースの絶対パス。
${project_name} - 選択されているリソースのプロジェクト、 または外部ツールがビルドの一部として実行される場合にビルドされるプロジェクトの名前。
${container_name} - 選択されているリソースの親 (フォルダーまたはプロジェクト) の名前。
${resource_name} - 現在選択されているリソースの名前。
${build_type} - 外部ツールがビルドの一部として実行される場合のビルドの種類。 "full"、"incremental"、または "auto" のいずれかになります。 外部ツールがビルドの外側で実行される場合、この値は "none" になります。
Eclipse ワークスペース・ディレクトリーが c:¥eclipse¥workspace で、2 つのプロジェクト MyProject1 と MyProject2 があるとします。
最初のプロジェクト MyProject1 はワークスペース・ディレクトリーにあり、2 番目のプロジェクト MyProject2 はワークスペース・ディレクトリーの外側の
c:¥projects¥MyProject2 にあります。
リソース /MyProject2/MyFolder/MyFile.txt が選択された場合、外部ツールが実行されるときに、
以下の変数の例がどのように展開されるかを見てみましょう。
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${workspace_loc} | c:¥eclipse¥workspace |
${workspace_loc:/MyProject1/MyFile.txt} | c:¥eclipse¥workspace¥MyProject¥MyFile.txt |
${workspace_loc:/MyProject2/MyFile.txt} | c:¥projects¥MyProject2¥MyFile.txt |
${project_loc} | c:¥projects¥MyProject2 |
${project_loc:/MyProject1/MyFile.txt} | c:¥eclipse¥workspace¥MyProject |
${container_loc} | c:¥projects¥MyProject2¥MyFolder |
${resource_loc} | c:¥projects¥MyProject2¥MyFile.txt |
${project_path} | /MyProject2 |
${container_path} | /MyProject2/MyFolder |
${resource_path} | /MyProject2/MyFolder/MyFile.txt |
${project_name} | MyProject2 |
${container_name} | MyFolder |
${resource_name} | MyFile.txt |
${build_type} | none |