製品のパッケージおよびインストールを行うための手順に従うことによって、製品と拡張機能を一様な方法で扱う、 プラットフォーム更新マネージャーを活用できます。 これを使用すると、製品と拡張機能の更新バージョンを検出してインストールできます。
このようなサーバーのインプリメンテーションについて調べる前に、いくつかの重要な概念についてもう一度考えてみましょう。
しかし、製品の更新時のプラットフォームの実装に全面的に関与し、その更新サーバーを使用するには、どのようにすればよいのでしょうか?
前のサンプル製品および拡張機能のディレクトリー構造は、インストールされたフィーチャーとプラグインの配置を示しています。 更新サーバーを使用してフィーチャーをインストールするには、フィーチャーをフィーチャー・アーカイブ・ファイルにパッケージしなければなりません。 これについては、フィーチャー・アーカイブ・ファイルに説明されています。
プラグインおよびフラグメントは、 プラグイン・アーカイブ・ファイルで説明されているフォーマットに従ってパッケージしなければなりません。
更新サーバーは、固定レイアウトの URL でアクセス可能なサーバーである必要があります。 サーバーによって提供される使用可能なフィーチャーおよびプラグインのリストは、サイト・マップ・ファイル site.xml に記述されています。 更新サーバー URL には、サイト・マップ・ファイルへの絶対 URL、またはサイト・マップを含むディレクトリー・パスの URL を指定できます。 サイト・マップ・ファイルには、すべての使用可能なフィーチャーおよびサーバー上のフィーチャー・アーカイブのロケーションのリストが含まれています。 また、フィーチャー・マニフェストで参照されるプラグイン・アーカイブのロケーションも記述されています。
サンプル Web 製品および拡張機能の単純なサイト・レイアウトは、次のようになります。
<site root>/ site.xml features/ (フィーチャー・アーカイブ・ファイルが含まれる) com.example.acme.acmefeature_1.0.1.jar com.example.betterwebs.betterfeature_1.0.1.jar ... plugins/ (プラグイン・アーカイブ・ファイルが含まれる) com.example.acme.acmefeature_1.0.1.jar com.example.acme.acmewebsupport_1.0.3.jar com.example.betterwebs.betterfeature_1.0.1.jar com.example.betterwebs.betterwebsupport_1.0.1.jar ...
サイト・マップの完全な定義については、サーバー・サイト・マップの更新で説明されています。
Eclipse 更新サーバーは、プラットフォームそのものを更新するために提供されています。 さらに、プラットフォーム更新 UI により、ユーザーは新規フィーチャーの検索対象になる更新サーバーのリストを保守できます。 指定された更新サーバー・レイアウトに準拠したすべてのサイトをリストに追加できます。 ユーザーは、手動で、または自動的に検索対象の追加フィーチャーまたはインストール済みフィーチャーの更新を選択できます。
一部の組織では、ユーザーのインストール済み環境が更新される方法をより詳細に制御したい場合があります。 これは、更新可能なフィーチャーおよび特定のフィーチャーの更新に使用できるサーバーを指定する、更新ポリシー・ファイルにより実現できます。 ポリシー・ファイルの完全な定義およびその使用法については、『 更新ポリシー制御 』を参照してください。