プラグインは、マーカー・レゾリューションを定義して、その問題マーカーをワークベンチのクイック・フィックスフィーチャーに加えることができます。ユーザーは問題マーカーを選択し、マーカーに組み込まれる提供された修正のリストを含むポップアップからクイック・フィックスを選択できます。
マーカー・レゾリューションの提供には、org.eclipse.ui.ide.markerResolution 拡張ポイントが使用されます。この拡張ポイントにより、プラグインは、IMarkerResolutionGenerator を実装するクラスを特定のタイプのマーカーに関連付けることができます。マーカーは、マーカー・タイプによってのみ修飾でき、1 つ以上の属性の値によってさらに修飾できます。Java の問題のマーカー・レゾリューションには、JDT が使用されます。
<extension point="org.eclipse.ui.ide.markerResolution"> <markerResolutionGenerator markerType="org.eclipse.jdt.core.problem" class="org.eclipse.jdt.internal.ui.text.correction.CorrectionMarkerResolutionGenerator"> </markerResolutionGenerator> </extension>
マーカー・レゾリューション生成プログラムは、マーカー・レゾリューション (IMarkerResolution) の配列を戻す役割があります。これは、クイック・フィックスポップアップに表示されます。ユーザーがいずれかのフィックスを選択すると、レゾリューションは run() になります。